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よみがえる酸素の力 高気圧高濃度酸素療法(酸素カプセル) ■高気圧高濃度酸素カプセルってなに? 一般的には酸素カプセルとして知られていますが、元々は高気圧酸素治療で使われている医療装置です。またその歴史も古く(欧米では300年以上)、日本に於いても多くの医療機関で行われていますが、その原理はカプセル内の気圧と酸素濃度を上げる事で、結合型酸素(呼吸によりヘモグロビンと結び付いたもの)及び溶解型酸素(血液やリンパ液などにガス化した状態で存在するもの)を増産し、体内の末梢組織まで酸素を取り込み、細胞の代謝を向上させる事を目的としています。 ■酸素カプセルはみな同じなの? いえ違います。現在多くのスポーツセンターや専用サロン、また一部の整形外科や接骨院で使われているのは、医療装置を基礎とし一般用に改良したもので、気圧だけを上げるものと気圧と酸素濃度を上げる二種類があります。 一般的に広まるキッカケが、サッカーのベッカム選手が使用した事、また甲子園で活躍した早稲田実業の斉藤投手が使用した事で注目されました。この時に広まった酸素カプセルは、アメリカから輸入された気圧だけを上げるタイプですので、現在出回っている酸素カプセルの70〜80パーセントがこのタイプです。 当院では京都大学大学院人間・環境学研究科教授の石原先生が開発された高気圧高濃度酸素カプセルを使用しています。この酸素カプセルは臨床的データに裏付けされた唯一の酸素カプセルで、比較研究の結果、高気圧と高濃度酸素の併用が最も効率よく酸素を吸収できる事を証明しており、すでにその実績は一部の大学病院でも導入され実証済みです。 ■酸素カプセルの効果は本当にあるの? 元々が医療装置ですので、その効果はすでに保障されていますが、スポーツセンターや接骨院などで広まっているのは医療装置としてのものではなく、従ってその効果も臨床的には特定されていません。 この点を専門に研究されたのが石原先生で、京大で開発された高気圧高濃度酸素を併用した酸素カプセルにより効果が認められているものは、生活習慣病(糖尿病や高血圧)、喘息、貧血、低血圧、白内障などの症状の改善、身体の痛みやシビレの緩和、スポーツや仕事などによる疲労の早期回復、骨折や肉離れなどの怪我の早期回復、さらに冷え性やむくみなどがあります。 これは美容に於いても同様で、美肌効果やシミ.ソバカスの改善など、多くの症例が確認されていますが、その他、酸素欠乏からくる様々な症状に有効です。またダイエット効果としては、酸素カプセルにより、脂肪を燃焼しやすい体質に改善する事で、適度な運動でも効率よくダイエットが行える事が期待出来ます。 予防医学の観点からも酸素欠乏状態は無視されるものではなく、東洋医学的にはこの状態を「未病」と言いますが、病の温床は身体の酸素欠乏状態が大きく関係しています。酸素カプセルは正に効果的で、医療装置ではありませんが健康増進や健康管理、さらに老化防止などのアンチエイジングにと、その可能性は多岐に亘ります。 当院で導入している石原先生の開発された酸素カプセルは、高気圧と高濃度酸素を併用したものですが、その設定も独自のものになっています。これは石原先生の研究から、安全に最も効率よく酸素を吸収するよう作られており、、一般的に普及している酸素カプセル(気圧だけを上げるもの)では得られない効果が証明されています。この辺の事情は石原先生の研究により明らかにされたもので、その詳細は複数の研究論文で発表されています。 ■こんな方におすすめです。 ■スポーツや運動をされている方には。 身体メンテナンスやコンディショニング(疲労回復など)、さらに継続的にご利用頂く事で、酸素運搬量が増大しますので、持久力のアップや筋肉の柔軟性が高まり、怪我のしにくい体質に改善され、運動能力の向上も期待できます。また骨折や打撲、或いは肉離れや靭帯損傷等怪我の早期回復にも効果的です。 ■お仕事をされている一般の方には。 慢性的な疲労の回復やリラクゼーション、眼精疲労などにも効果的です。また二日酔いや倦怠感、或いは睡眠不足の解消などにも有効に作用します。さらにデスクワークの方に多い腰痛や肩こり、或いは手足のシビレなどにも効果的です。 ■生活習慣病などの方には。 すでに京都大学での研究では、糖尿病や高血圧など生活習慣病に対する効果が確認されています。その他、貧血や喘息、或いは白内障などにも効果が出ており、身体の酸素欠乏状態を改善する事で、様々な効果が期待できます。 ■女性の方には。 美肌効果や乾燥肌などの改善、或いは髪の健康回復(髪の毛サラサラ)にも効果が確認されています。また女性の方に多い冷え症や肩こり或いはむくみなどにも有効に作用し、継続的にご利用頂く事で脂肪の燃焼しやすい体質(ダイエット効果)に改善されます。 ■学生(特に受験生)の方には。 心身のリラクゼーションにも当然有効ですが、何よりも脳は酸素消費量が多く、全体の20〜25パーセントを消費しています。この為、受験勉強などでは集中的に脳を働かせる事になり、慢性的な酸素欠乏状態に陥りやすくなります。この酸欠を解消するには酸素カプセルが有効で、継続的にご利用頂きますと、記憶力や集中力がアップされる事が期待できます。 ■ご年配の方には。 一般的な健康管理や健康維持、老化防止などのアンチエイジングに有効です。酸素カプセルは血流量を増大し、細胞の代謝を高める効果がありますので、カプセルに寝ているだけで細胞が活性化されます。お年を召して適度な運動が出来ない方などには最適です。 その他、身体の酸素欠乏状態から来る様々な症状などにご利用下さい。 ■酸素カプセルは安全なの? 医療装置としては日本に於いても半世紀以上の歴史があり問題ありませんが、一般的な酸素カプセルはここ数年で普及したもので、多くの場合、専門機関での安全性は確認されていません。その中で唯一臨床試験の裏付けがあり、ハードタイプとして4年以上の稼動実績があるのが、石原先生とアイシステム(有)の共同開発した高気圧高濃度酸素カプセルです。 このカプセルは気圧並びに酸素濃度の設定に付いて、臨床試験を通じ最も安全で効果的な設定を導き出しており、一般的に問題となる活性酸素などもその安全性が確認されています。また気圧と酸素濃度を時間差で上げる事により、安全且つ効率よく酸素が吸収できる独自の設定となっていますが、これもまた石原先生の研究によるところで、酸素カプセルとして高い安全性が保障されています。 石原先生は京大研究室に於いて7,000人以上の方を診ており、下は2才児から上は90過ぎの高齢者の方まで、健康な方は勿論、生活習慣病などのすでに病に罹っている方も体験されていますが、現在に至るまで安全面での不都合は起こっていません。また様々な症例での試験をされており、一時的に症状が強くなる方はいますが、酸素カプセルが原因で悪化した方はなく、安心してご利用頂けます。 この酸素カプセルは石原先生の専門性が基礎となっており、安全性に於いて最も信頼が出来るものとなっています。 ■酸素カプセルの快適性は? 一般的に酸素カプセルと言うと、狭い、熱い、汚い、音がうるさいなど、その快適性は機種により異なります。当院で導入した酸素カプセルはこの辺の問題にも対応しており、その仕組みは上下が独立した構造にあります。従来のハードタイプカプセルでは開閉扉が狭く、出入りに難点がありましたが、上部カプセル全体が開閉する為、痛みがある方やご高齢の方などベット感覚でご利用頂けます。 この上部開閉式はカプセル内部の清掃や除菌などにも優れ、さらに室内の広さも十分に取る事が出来る為、その広さは業界随一で、圧迫感もなく多くの場合、閉所恐怖症の方でもご利用頂けます。また室内空間を広くする事で、カプセル内の温度上昇の問題も最小限に抑えられ、此方も業界随一の快適性を実現しています。さらに音の問題は殆んどなく、すぐに眠ってしまう方が大半です。 また滞在中は寝返りを行うなど自由に動く事が出来ますので、リラックスしてお過ごし頂けます。さらに携帯電話やお子様はゲームなども持ち込む事が出来ますので、ご自由にお過ごし下さい。勿論、インターフォンにより何時でも外部と会話が出来ます。 ちなみに石原先生の研究室で、7,000人以上の老若男女の方が体験されていますが、その中でお一人だけ閉所恐怖症の為、途中でリタイヤされた方がいたそうです。 ■酸素カプセルは魔法の装置? 広まるキッカケがベッカム選手や斉藤選手などのスポーツ選手でしたので、イメージ的にはスポーツ選手或いは運動をされている方が使うものとの印象があり、実際多くのアスリートの方が使用しているのも事実です。しかし本来は主に溶解型酸素を供給し、細胞レベルでの代謝の向上を目的としたもので、その効果の一つが怪我や疲労の早期回復と言う事になります。 石原先生は糖尿病や高血圧などの生活習慣病に付いても効果を確認されていますが、高気圧高濃度酸素カプセルは医療装置ではありませんので、あくまでも症状の改善や予防などを目的とするものです。これは他に確認されている白内障や喘息、或いは貧血などでも同様で、症状の改善には個人差があり、その効果は人により分かれます。一般的に利用頻度が高い方は、短い時間でも効果があり、また長期間持続しますが、かなりの回数のご利用で徐々に効果が出る方もおられ、この辺は一様ではありません。 石原先生も「酸素カプセルは魔法の機械ではなく、身体を正常な状態に戻すもので、スーパーマンを作るものではない」とお話されています。これは私も同感で、当院で行っている軸回旋も、その目的は筋骨格系の初期化或いはリセットです。 酸素カプセルは特別なものではなく、最も手軽な健康装置で、ちょっと疲れた方から様々な症状でお悩みに方、或いは専門的なアスリートの方や女性の場合は美容目的としてご利用頂けますが、全ての方を満足させる魔法の機械ではありません。 ■どのくらいの間隔で利用したら良いの? 酸素カプセルの有効利用の目安は、初期の段階で週2回が適していると言われています。一般的に酸素濃度は72時間で通常の状態に戻りますので、出来ればこの時間内に再利用する事をお薦めします。多くの場合4〜5回迄に効果を確認されますので、このペースを1ヶ月間続け、後は一週間ごと、或いは二週間ごとなど、効果が維持できる期間を選択して下さい。その後は酸素カプセルに入る期間を延ばして頂いても構いません。 また初めてご利用される方は無意識に緊張されている方が殆んどで、その効果を実感される方は少数です。溶解型酸素を吸収するにはリラックスした状態が重要で、この辺はある程度慣れる事が必要ですが、多くの場合、2回目以降で効果を確認される方が一般的です。 すでに何らかの症状がある方は、先ずはこの間隔(週2回)で1ヵ月前後を目安とし、回復程度を診て頂き、症状の改善に努めて下さい。勿論、これはあくまで目安ですので、週に1回のご利用でも「ちょっと疲れたから」とお気軽にご利用頂く事でも効果はありますので、ご自身の都合に合わせてお試し下さい。またアスリートの方やスポーツを行っている方は、定期的なケアーの他、競技の前にご利用頂く事が有効です。 酸素カプセルの利用時間は体格的な要素が関係し、子供と大人では異なります。体内に取り入れる酸素はその体格に比例しますので、必要以上に入っていても意味はありませんが、この辺は石原先生の研究により、体格別に効果的な設定時間が示されています。 また当院では整体との組み合わせメニューをご用意していますが、この場合、施術効果により血流量などが上がりますので、酸素カプセルのご利用時間も短い時間で効果が期待出来きます。 ■ご利用時間の目安(減圧時間を除きます) ★ 子供或いは小柄な女性 (30〜40分) ★ 一般的な女性或いは男性 (50〜60分) ★ 大柄な男性或いはスポーツ選手 (80〜90分) ご利用時間は個人差があり、あくまでも目安とするものです。 ■だれでも利用できるの?(利用上のご注意) 酸素カプセルは高気圧高濃度酸素を供給しますので、一般の方には何ら問題はありませんが、現在酸素カプセル製造或いは販売サイトで、共通の注意事項として次のものがあります。 ★ 妊娠されている方 ★ 糖尿病でインスリンを投与されている方 ★ 開胸手術及び自然気胸の既往症がある方 ★ アレルギー体質の方 ★ 気圧の変化に弱い方 ★ 閉所恐怖症の方 【当院での捉え方】 この中で妊娠されている方、或いは妊娠の可能性がある方は酸素カプセルのご利用をご遠慮頂いています。これは妊婦の方の影響に付いて研究されていない為です。 石原先生は生活習慣病と高気圧高濃度酸素を研究されていますので、当然、インスリンを投与されている方も酸素カプセルに入って頂いています。石原先生の研究結果では糖尿病の原因とされるインスリン抵抗性が、高気圧高濃度酸素により改善され、血糖値が安定する事が確認出来ています。これはインスリンの標的臓器である骨格筋や肝臓の働きが、高気圧高濃度酸素により、主に毛細血管の溶解型酸素が増量する事で、血流量や細胞の代謝、或いは活性が改善される事によるものと考えられます。 この為インスリンを投与されている方は、高気圧高濃度酸素の働きにより血流量が増大し、一時的にインスリンの効果が増す事になり、低血糖症になる可能性がありますので、事前の説明と糖分をすぐに摂取出来る様お願いしています。 アレルギー体質の方も細胞の代謝が向上する事で、一時的にアレルギー反応が過剰に起こる可能性があります。これはあくまでも一過性の症状で、心配する性質のものではなく、安心してご利用頂けます。石原先生の研究室でもアレルギー体質の方が食事直後に入ったところ、血行が良くなり、一時的にアレルギー反応が出たそうですが、一時間程度で症状が治まったとのご報告を頂いています。 気圧の変化に弱い方は初めから耳栓をご用意して頂き使用します。殆んどの方は鼻をつまんで唾を飲む、或いは両耳を引っ張りながら大きく口を開けるなどで耳抜きは出来ますが、飴などをなめるだけでも効果的です。尚、どうしても耳抜きが苦手な方は、気圧の設定を変更したり、或いはご自身でカプセル内の加圧減圧が可能ですので、ご自由に調整して頂けます。 閉所恐怖症の方も石原先生のお話では、現在までお一人だけがリタイヤされたとの事で、酸素カプセルとしてはその室内空間も広く、多くの場合、多少の慣れは必要ですがご利用頂けます。酸素カプセルの構造上、狭い空間に密閉される感じがありますが、実際内部に入られますと思ったより圧迫感がないとの感想が殆んどで、一度ご利用頂きますと2回目以降は違和感なくリラックスできます。 自然気胸に付いては発症中の場合、病変部位の嚢胞(のうほう)が破れる可能性があり、酸素カプセルのご利用は出来ません。また自然気胸の既往症がある場合、気胸の原因が不明な為、ご本人の自己責任としてご利用可能と考えます。(ちなみに気圧の変化が気胸の原因となる事は確認されていません。) 尚、酸素カプセル内は火気厳禁です。ライターやマッチなど発火の恐れがある物は持ち込む事はできません。 ■当院の高気圧高濃度酸素カプセルに付いて 当院で導入している酸素カプセルは、京都大学の石原先生の所にお邪魔し、直接ご説明を受け実際私自身が体験したもので、石原先生の研究は全てこのカプセルと同じもの使用しています。また臨床試験により生体が酸素を吸収できる内部環境は、高気圧と高濃度酸素の併用が不可欠で、その効果も確認されており、酸素カプセルとして最も信頼できる製品です。 この酸素カプセルは石原先生の研究から生まれた理論を忠実に再現するもので、他の酸素カプセルも同じ様な設定や効果を挙げていますが、そのノウハウは独自のものとなっています。また臨床試験のデータは全てこのカプセルを使用していますので、効果的な症状も特定されており、安心してご利用頂けます。 トップページに戻る |