スーパーストラットサスの交換
AE111最後のDIYにふさわしいDIYだと思います。
自分がAE111に乗ってきた証をココに刻むつもりで作業をしました。
まずはリアの内張りの外し。本命のサス交換の前にこの作業は
済ませておきましょう。DIYは段取りが肝心です。
下の画像の箇所を全て外します。
順序としてはリアシート(座面)、リアシート(背もたれ)、左右の内張り、
背もたれの内装、スピーカーボード、
シートベルトの巻き取り装置といった感じです。
使用する工具
ラチェットレンチセット 内張り外し
これでやっとリアサスの交換が出来るようになります。ちなみに元に戻すときは
当然ですが、はすしたのと逆の手順で作業を進めればよいだけです。
外したボルトやクリップはなくさない様に気をつけましょう。
いよいよサスペンションの交換です。
今回は以前に取り付けた『TRDサスペンションセット』から、純正サスペンションに変更する作業です。
必要な工具
ラチェットレンチセット スプリングコンプレッサー
ガレージジャッキ ウマ パンタジャッキ
ハンマー(大小) マイナスドライバー ラジオペンチ 潤滑剤
各種スパナ&メガネレンチ 六角レンチ
ダンボール 寝板
あると便利な工具
エアー・コンプレッサー エアー・インパクト 優秀な助っ人
まずは平坦なコンクリートの地面に作業スペースを確保しましょう。
ジャッキアップしてウマを掛けます。取り外したタイヤ付のホイールを
車体の下に敷いて万が一に備えます。前輪にも輪留めをセットします。
ちなみにココはうちの会社の倉庫です。
まず初めに取り外すボルト&ナットに、潤滑剤を吹きかけて浸透させましょう。
〜 リア編 〜
左側の写真の二つのナットとスタビの接合部分を外します。
外す際は右側の写真のように、パンタジャッキを当ててショックを支えます。
ここで助っ人に室内に侵入してもらってアッパーマウントを固定している三つのナットを
外してもらってショックを取り出します。
スペアとしてリアのダストカバーを持ってたので、次のオーナーの為に新品を入れてあげました。
思いっきり消耗品らしく完全にボロボロになってます。(画像中央)
取り出したショックにスプリングコンプレッサーを掛けて左右均等に締め上げます。(画像左)
ここでエアー・インパクトが大活躍です。ラチェットだと気が遠くなります。(笑)
ショートパーツを移植して、バラしたのと逆の手順で純正のショックを組み立てます。
ここで注意。バラす前にスプリングとアッパーマウントにマーキングして
センターを容易に出せるようにしておきます。
組み立てを完了したのが画像右です。
あとは外したのと逆の手順でショックを車体に取り付けます。
取り付けの際もパンタジャッキを上手に使うことによって作業が楽になります。
〜 フロント編 〜
フロントもスタビを切り離すことから始めます。メガネレンチと六角レンチの併用です。
上の写真の右下部分にあるナットを外して、割りピンを抜き取ります。
抜き取った割りピンは、再使用せず取り付けの際には新品を使用しましょう。
簡単に抜けそうですが、まっすぐにしてあげないと苦戦すると思います。(写真左下)
同時にブレーキホースもブラケットから外します。
今回は手抜きでブラケットを金ノコで切断して作業しました。(汗)
いよいよ一番の難関であるボールジョイント殴り、じゃなくて取り外しです。(笑)
専用工具を持っていないため、ハンマーを使用して殴り外しになるわけですが、その前に
作業スペース確保の為にブレーキキャリパーを外します。
殴るポイントは赤い矢印の部分です。(写真、上と下)
上の写真の部分は、小さいハンマーをあてがい大き目のハンマーで小さいハンマーを狙い殴ります。
コツは一発で決めるつもりで思い切り殴ることです。
こんな感じににスペースを確保してから殴りましょう。
ちなみに、ローターまで外す必要はございません。(笑)
ショックを取り出したらあとはリアと同じです。
スプリングコンプレッサーはしっかりと取り付けて作業してね。
エアコンプレッサーがあるとカナリ楽チン、インパクト使えるからね。
やっと完成♪あれだけ苦戦したボールジョイントも
取り付けはパンタジャッキで持ち上げればすんなり入ります。
ブレーキホースの取り付けもしっかりと忘れずに…。
追記:リアの内装をもどすのをお忘れなく。f(^^;
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