TOP >> Do it yourself!! >> SDM ピロボールスタビリンク(リア用)の取付
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■SDM ピロボールショートスタビリンクPRO(リヤ)の取付 | |
■用意するもの | □ガレージジャッキ □リジットラック □14ミリのディープソケットまたはギアラチェット □14ミリのスパナ □17ミリのディープソケットまたはギアラチェット □8ミリのヘックスレンチ |
なんとひん曲がってしまいました…。 車高を下げ際にスタビリンクの取り付け角度が不自然なのは気がついていましたが、まさかこんなになるとは。 ある日、段差を降りた直後。 「ガンっ!」と音が。その後、車体が傾いたままに。 そう、スタビリンクが曲がったため、スタビがラテラルリンクの下側に移動して、そのままラテラルリンクに引っ掛かったまま元の場所に戻れない状態でした。 後日、気づきましたが車高調を装着した際にスタビが下がってしまったのに気づかなかったためにこうなってしまったのでした…。_| ̄|○ |
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スタビリンクをとりあえず解除しました。 取り外しには14ミリのディープソケットかギアラチェットが絶対あったほうが良いです。普通にメガネレンチを掛けると取り外すまでに時間がかかります。ラテラルリンクが邪魔をしてレンチを振れる角度が極端に少ないためです。 共回りを防ぐために14ミリのスパナも必要です。これもできれば薄口スパナがオススメです。普通のスパナだとスタビリンクのブーツを傷めてしまう可能性があります。実際、傷を入れてしまってグリスが漏れてきました…。 ま、もう使えないので構わないので気にせずに作業したこともありますが…。 |
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スタビを解除しようとスタビライザーブラケットからクランプを取り外そうとしたら…。 「ガスっ!」。 ねじれていたスタビが元に戻る力で、なんとクランプが開いてしまいました。これってUの字なんですよ、正常なら。(驚) もしスタビが顔に当たっていたら、鼻の骨が折れたり、前歯の1本や2本は間違いなく折れていたでしょう。というか寸止め状態でした。マジでおしっこをチビりそうに。(苦笑) |
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反対側も曲がっています。 取り外すときはボルトが多分錆びていることが多いと思うので、潤滑スプレーを吹きかけながら作業をするのがポイントです。 |
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曲がってしまったスタビクランプです。 手で曲げようとしてもほとんどビクともしないのですが…。 |
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新品のスタビクランプと取り付け用のフランジナットです。フランジナットはちょっとナメかけてしまったので、ついでに発注しました。 クランプ スタビライザ ブシュ 品番 20466FE000 価格240円(税別) フランジナット 品番 902370042 価格100円(税別) ※フランジナットはモノが違いました…。ディーラーの発注ミスです。もう一度発注する予定です。 |
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純正品では車高を下げた際にまた同じ目にあってしまうので(笑)、SDMのピロボールスタビリンク(リア用)PROのショートタイプを購入しました。某P社のものは高いです。SDMのHPにはP社のものより上と大胆にも明記されています。 ただし、これを取り付ける時点では純正のサスペンションなので、ショートタイプではたして良かったのかどうかは人柱です。(爆) ダメならショートタイプではないものを買おうと思います。それくらい持った感じではクオリティが高いです。 別売りの緩衝スペーサー(青いスペーサー)も同時に購入しました。異音を防いでくれるらしいです。 写真の通り持っただけではピロは稼動しません。稼動感は節度があって信頼できそうです。 |
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やって参りました、勤務先。広い敷地でのんびり作業させてもらいます。(^^ゞ ジャッキアップが必要な作業のときはいつもお世話になってます。 |
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ジャッキアップします。 いい加減まともなガレージジャッキが欲しいです。 |
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ジャッキポイントについて質問されることがありますので、お答えを。(^^ゞ リアはデフケースに掛けています。傷防止に木片をかませるといいです。ご参考までに。 |
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リジットラック(ウマ)を掛けます。 写真では分かりずらいですが、ギリギリ浮いてます。 |
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本舗ではしつこい!?くらい書いてますがファクトリーギア
のリジットラックは最高です。 ジャッキポイント部分に掛けていますが、ゴムのアタッチメントがかなり良い感じです。安心してここに掛けることが出来ます。 |
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いよいよ取付に入ります。 純正のスタビブッシュです。19という刻印があります。多分19ミリって事でしょうか!? 今回は特に新品を用意していませんので、再利用しました。 |
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スタビクランプです。 上が新品で、下が曲がってしまったスタビクランプです。スタビがねじれたまま解除したら、その反発力でひん曲がってしまいました。すごい力です。手でここまで曲げることは無理です。 |
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スタビを車体に入れるときは、少し知恵の輪みたいでした。(^^ゞ マフラーが邪魔でちょっと苦戦。 片側ずつ装着することになるので、とりあえず片側はタイラップで固定します。固定しないと上手く出来ないです。腕が3本あれば良いのですが…。 |
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用意していたファクトリーギア
の12ミリのギアラチェットを使用してみました。う〜ん、買ってよかった♪ このナットは新品を買っておいたのですが、Dラーで間違えたようで、別のものが来ていて、しかたなく再利用しました。 |
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i-tools
で購入したトネの17ミリのギアラチェットです。こちら
も要チェック! ファクトリーギアのギアラチェットよりもしっかりしている感じがしました。個人的にはこっちのトネの方が好きです。 ラチェット部の強度もバッチリで不安がないです。それではも一応、最初の一発目と最後の本締めはメガネレンチをしようしました。 ギアラチェットでなくてもこの作業は17ミリのディープソケットでもOKです。 |
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右と左のスタビリンクの角度を合わせて完了です。 実は、自分は4回も調整してしまいました。スタビをピンクに塗装した関係で、もともとのブッシュの取り付け位置の目安がなかったのが原因です。 スタビを塗装する場合はマーキングするなどして手間を省くようにしましょうね。社外のスタビを入れるときもこれは同じだと思います。 |
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ジャッキを掛けて、再度リフトアップしてリジットラックを取り外して、作業完了となります。 それにしてもピンクのなんちゃってSTIスタビはワンポイントで良い感じです。(^^ゞ |
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ステッカーも同梱されています。さてどこに貼ろうかな。 次はフロントのリンクも購入したいと思います。 |
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【感想】 走り始めてまず感じたのは、リアがしっかりした感じがすぐに分かりました。これはそれまで1週間ほど、スタビレスで走行していた体と思われます。それでまず、スタビの存在を感じることが出来ました。 コーナーを曲がってみると、ますます顕著です。無駄なロールが無くてキビキビ感が出ました。まるでサスを交換した時の感じです。ロールの種類が腰砕け気味の怖い感じから、曲がるために必要なほどよい感じへと変わりました。それなりにスピードを上げてみるとすぐに感じることが出来ます。 車高を下げている状態ではないので、ショートタイプとノーマルタイプのどちらにしようか迷いましたが、これからまたどうせ車高を下げるのはみえみえですから、ショートタイプにしたわけなんですが、ノーマルサスに装着してもリンクの角度的に大丈夫そうです。地面に対してほぼ垂直ですし。若干角度はついてますが、許容範囲といえそうです。 今回、PROモデルにしたのは、やはり純正のリンクが錆びていて、ナットが固着気味だったことから、値段は少々高くなりますが、ステンレス製のPROを選択した訳ですがこれも正解そうです。(^^ゞ 緩衝スペーサーを装着したこともあってか気にしていた異音もでませんし、コスト的にみても満足できる一品です。 |
しかし、1週間後…。
ココと | |
ココが、 ちゃんと締めたはずのナットが緩んで外れかかったせいでリンクの取り付け部分にガタが出来て、スタビに力がかかった際に「ガコっ」って干渉音が発生…。 というわけで、写真の通りホームセンターで買ってきたナットを使用してダブルナットにして緩み具合を様子見です。オプションで緩み止めナットが売られているのはこのせいなんですね!?しかし4個で2,000円と破格の値段…。 |
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運転席側です。地面とリンクは垂直になっていませんね。ちょっと傾いています。 | |
助手席側です。こちらも運転席側と同じ感じです。リンクの長さが短くなったせいと思われます。これがノーマルと同じ長さですと、スタビはもう少し上の位置で結合されるわけですから、必然的に垂直に近い地点でスタビとリンクが結合になるような気がします。ノーマル車高にはショートでないほうが良かったかも。 ま、いずれまた買うもんね。車高調! ということで様子見です。(笑) |
さらに1週間後につづく…。
ダブルナットにして一週間が経ちました。
異音もしていなかったので自信がありましたが、緩みは発生していませんでした。
とりあえずナット代の費用の100円で解消できた!?ので満足です♪(追記 2005年6月11日)
さらに1ヶ月後につづく…。
ダブルナットの効果抜群!全然緩みは発生しなくなりました。コストパフォーマンス抜群です。(笑)
8,000kmほど使用してピロにガタがきてしまいました…。仕方なく念願の!?プローバのリンクを前後共装着しました。
(後に再び新品の純正品に戻しましたが…)
作業実施日 2005年5月22日
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