◆料理:(クック用)ケーキ作り

虎丸「富樫ーっ! ハンドミキサーから手を離せっ、死んじまうぞ!!」

桃「富樫っ、もういい、“慶飢”作りは諦めろ!」

富樫「桃、虎。離せねえ。まだ生クリームのツノが立ってないんじゃー」

虎丸・桃「…………………」

富樫「俺の名前は富樫源次。男塾一号生、油風呂の富樫源次じゃー!!」

虎丸・桃「富樫ーーーーっ!!」


※「慶飢/けいき」…上杉謙信が武田信玄に塩(敵に塩を送る)を送っ たとされるがそれは間違いである。信玄所領の甲府ではさとうきびが採れないために甘いものが好きだった信玄は常に甘味に飢えていた。それを憐れに思った謙 信が“慶飢”と呼ばれる砂糖菓子をプレゼントしたのだ。つまり相手を励ます時には甘い物を送るのが最良とされた戦国時代の慣わしである。これが「ケーキ」 の語源になっている。
民明書房刊「戦国時代大図鑑」より

 という、『魁!! 男塾』を知らない人には何の事だか全然意味不明な上、面白くも何ともない出だしで始まった、この「魁!! 料理塾」(タイトルパクリ)。簡単に言えば「男でも料理は好きだよ」という事を伝えたかっただけなので、わからない方はトバしてください。
 おっと最初に書いとくべきでしたね(^ー^;)

 さて私ことおいちゃんも富樫ほどではないにしても立派な日本男児! ですが、ぶっちゃけた話、パンやケーキなどお菓子類を作るのが結構好きで趣味にして います。しかしある事情から、お菓子作りの腕を封印していました…。

よく見るとイチゴの並べ方がめちゃくちゃ そのわけは以前りこぴょんを喜ばせようとショートケーキを作った事があったのですが(下の写真参 照)、出来上がったケーキを見てりこぴょんは「こんなに 大きいのを作って誰が食べるの?」とイヤな事を口にしました。

 なんとりこぴょんはケーキがあまり好きではなかったのです! ガーン、ショック。しかも私も…。
 私は「作るのは好きですが、食べるのは苦手」、我が家ではこんなに大きなケーキを喜んで食べる者は誰一人として存在しなかったのです。

 そう言えばりこぴょんがケーキや甘いものを食べている姿は、お付き合いをしているラブラブな時代からほとんど見た事がありませんでした。うかつでした ね。
 結局2人でひいひい言いながら、約半分を食べた所でギブアップ。もったいないですが捨てる羽目になりました。
 残ったケーキを捨てながら、りこぴょんに「じゃあ、何が食べたい?」と聞くと「お煎餅とかぁ」…。煎餅か。焼いた事ないなぁ…、う〜ん。

 結局それ以来、特別な事がない限りケーキ類は作らなくなってしまったというわけです。しかし今回久しぶりに作る事にしました! 以前は食べる者がいな かった我が家に「何でも食べる奴」が新たに加わっていたからです。

 このホームページをご覧いただいている皆様ならおわかりでしょう。そのいやしんぼは「クック」です。しかも12月12日はクック様のお誕生、めでたく1 歳を迎えられるのですから、ここでケーキを作らないで「どうすんだ」ってなもんです。ただクックに人間用のケーキを与えるのは身体に良くないため、クック 用のケーキを作る事にしました。砂糖や塩といった調味料系は決して使わないクックのためのケーキです!

こうやって作ってみました
生地作り-1

 ではスポンジケーキ部分を作りましょう! まず卵黄と卵白(卵は2個使用)に分けてそれぞれツノが立つまでかき混ぜます (卵黄は卵白ほどには立ちません けどね)。かき混ぜ終えたら両方を合わせてさらに混ぜます(普通のケーキなら砂糖を入れますがクック用には入れません)。
生地作り-2

 卵黄と卵白を混ぜる時に普通はバニラエッセンスを入れますが、今回は柔らかい生地よりは固めの方がクックの歯にも良いだろうと思って何か固めの野菜を入 れて作る事にしました。
 大根は辛いし、ジャガイモはこの間あげたし…。お、そうだ「ニンジン」なんかいいんじゃないかな? という事でニンジンに 決定!
 野菜は下痢しやすいのでニンジンに火を通しておこうと思い、フライパンで軽く炒めました(パッと見は「シャケフレーク」み たい)。まあ後でまとめて焼く んで炒めなくてもいいんですけどね、念のため。
 で、卵とニンジンを混ぜ合わせた物に薄力粉(70g)を加えます。人間用のケーキはふっくら仕上げるために切って混ぜます が、クック用のは固い方が良 かったのでグチャグチャに混ぜて空気を追い出しました。そして型に入れて焼く工程に進みます。ニンジンが多いから固すぎるかな?
焼成

 誕生日用のケーキとは言え、クックにはあまり食べさせたくなかったので生地は少なめです。なので型はパイ皿(以前ミートパ イを焼いた時に使ったやつ)に しました。レンジに入れて170度で35分、大きさの割には焼成時間が長かったのでかなり固くなりますね。焼き上がったらすぐにショック(パイ皿ごと 10cmくらいの高さから落とす)を与えて、縮む(落ち込む)のを避けます。後は涼しい所に置いて冷まし、デコレーションへ進みます。
ホイップクリーム

 生地を飾り付けるためのホイップクリームは冷えた生クリームをツノが立つまで混ぜます。ハンドミキサーがあればあっという 間なので楽なもんですね。普通 は砂糖やワインなどを加えますが、クック用にはそれができないので、自然な甘味を付けるべくリンゴ(3切れ)をすり下ろして加える事にしました。これが意 外に良い味を出してくれたので驚きました。またやろっと。
デコレーション

 生地が少量なので薄いケーキですが、焼き上げた生地にホイップクリームを塗りたくります。しかしこれだけでは外見が寂しい ので上にクランベリーを数粒乗 せ、周りに「かつおぶし」を散りばめました。
 ケーキに「かつおぶし」とは不気味な取り合わせで人間ならまたいで通りそうですが、クックの好物なのでオマケという事で。

 という事でクックのバースデーケーキがあっさり完成!
 ところが後はクックにあげるだけという段になって、ロウソクがない事に気がつきました! ケーキにロウソクがなければお誕生日も盛り上がりません。早速 コンビニに行きましたが、もう「お誕生日の必要がない人達用」のロウソクしかなかったので近くのスーパーまでわざわざ買いに…。
 これでようやく準備が整いました。ふぅ、やれやれ。


 今日はクックが主役ですが、放っておけば目の前にあるケーキをバクバク食べちゃうに決まってます。
 主役に命令したくなかったけど「マテ!」をさせ、ケーキの前に座らせました。そして不肖おいちゃんがロウソクに火を灯して「ハッピバスデーツーユー♪」 を歌った後、ロウソクの火を消してクックに「ヨシ」と再度命令。


 予想通りクックはガツガツ食べ始めました。3分経たないうちにケーキはお皿から消えて、残ったのは床に飛び散ったホイップクリームだけ。そのクリームも 丹念に舐め終えたクックは、何やら「大人」に見えました。

 今回はクックのケーキでしたが、クリスマスにはまたまた人間用のケーキを作ろうと思います。唯一りこぴょんに好評だった「レアチーズケーキ」でも作って みたいですね。
 という事で今回は「1歳オメデトウ!」とクックを祝福しつつ、「おいちゃんのわがままに付き合ってケーキを食べてくれてありがとう」と感謝して終わる事 にします。それではまた〜。

(う、冒頭の男っぽさがカケラもない終わり方だ…)。


※ ケーキを食べた後のフンについてご報告…翌日クックがしたフンは明るい茶色(いつもは暗い茶色)で匂いはいつものドッグフード(ソリッド)よりも控えめ。 下痢はせずお腹をこわした様子は見られませんでした。とりあえず安心。もっともケーキなんて年に一度、お誕生日だけの特別サービスに止めておきます。

※ りこぴょんにも言われましたが、「200ml入りの生クリーム」は全部使ったわけではありません。実際に塗ったのは少量ですし、食べさせる時に周囲の飾り は取り除いたのでご心配なく(^^;)



◆料理:マロンケーキ作り

 秋だにゃあ。

 さて、今日はクック用のビスケットを作ろうと思いましたが、りこぴょんとサティでお買い物中に栗の甘露煮を見つけたので急遽クリのケーキ(モンブラン) に変更。ちなみにクリを使ったケーキは初めてなので不安ッス。

 実はイチゴショートケーキも作ろうとしたのですがこの時期イチゴは売っていませんし、たとえ売っていたとしても1個数百円はするという恐るべき世界!  それに大量に作るとりこぴょんに怒られるのでクリケーキだけにしました。それにやっぱり秋ですから秋の味覚を使わねば(^^)

 今回は20cm型を使うことにしました。基本的にはイチゴがクリに変わっただけなのでクリ以外の材料はキッチンに転がってるもので十分。というわけで生 地は次の物で作りました。

●タマゴ(4〜5個)
●薄力粉(ごく普通の小麦粉をたぶん150gくらい)
●砂糖(味見をしながら加えるので適当)
●バター(30gくらいかな?)
●バニラエッセンス(ちょっとだけ)
タマゴを黄身と白身にわけてそれぞれ撹拌します。ここで砂糖を適宜投入。
ツノが立ったら合わせて薄力粉を切るように混ぜ混ぜしてバターを入れます(レンジで溶かしておきます)。
さらにバニラエッセンスを入れて味を調整。
その後サラダオイルなどを塗った型に生地を流し込んで軽くトントンと叩いて余分な空気を追い出した後に160度で38〜45分焼きます。
こんな感じで焼けました。

うーん、45分焼いたけどあと4分早く出してもよかったかもしれませんね。少し固めかな?
さーて、焼きあがったスポンジケーキを冷ます間に一家で近くの港までお 散歩に行きました♪

今日は比較的天気が良かったので散歩も楽しかったです。でもモモちんだけは相変わらず渋い顔…。どうもお外に出ると動くものが気になるらしくて笑うヒマ はないようです(^^;

 散歩を終えて帰ってくるとスポンジケーキが冷めていたので、真ん中で半分に切ってから間に挟むホイップクリーム作りに取り掛かりました。

●生クリーム(200g)
●砂糖(適当)

これだけだとクリケーキっぽくないので、下の写真のようにクリの甘露煮 を十粒ほどペースト状に練り潰してホイップクリームに混入。
混ぜたものを半分に切り分けた面に塗ってとりあえず間に挟む作業は終わ りです(多少大き目に切ったクリも混ぜてあります)。
これをまた一つに重ね合わせてホイップクリームを適当に塗りたくりま す。別に売るために作ってるわけでもないので見栄えは気にせず、男っぽくガンガン塗 りましょう。
今回は生クリームを1個しか買ってこなかったので節約しなければいけま せん。というわけでデコレーションは自然とケチケチになってしまいました。
 クリを配置する個所にクリのペーストを混ぜたホイップクリームをポツンと載せただけ。

 うーん、モンブランというイメージからは程遠いケーキだなぁ (^^;

 てな感じで所要時間約1時間20分(散歩除く)でシンプルなクリケーキが完成。うむ、実に男らしいシンプルな仕上がりで私も満足。


※ 黄身が2つ入っているタマゴがありました。なんかとても得したようで寝るまでシアワセな気分に包まれてしまいました (*'∇'*)



◆巨人優勝パレード オレンジ色の 憎い奴

 私(おいちゃん)は二十代前半の頃には草野球チームに属していたくらいなので野球は嫌い ではありません。「カキーーン!」と、青空に向かってヒットを打つと気分が良いですからね。

 しかしプロ野球観戦のために球場へ足を運んだり、お気に入りチームの勝敗に一喜一憂したり、球団グッズを集めたりするようなことは大嫌いです。 美学に反するとでも申しましょうか。
 (=´▽`)ゞ いやはや

 ところが野球好きのりこぴょんとケッコンしたことで、野球とは縁の薄かった私の生活に変化が現れました。

 独身のときは毎年春が訪れるたびに「桜の季節だなぁ」とほのぼのしていましたが、今では『週刊ベースボール別冊 桜花号』の発売を真っ先に思い浮かべ、 品切れの前に血相変えて書店にスッ飛んでいくようになってしまったのですから結構な変わりようです(『桜花号』の購入はりこぴょんの至上命令なので焦りま す)。さらに家の中はりこぴょんが集める変な動物が描かれたオレンジ色のグッズが目立つようになりました。

 え、  「ミカン星人だろ」って?
 ち、ち、違います。

 コレです→  巨人のマスコット、ジャビット君です よ。
 まあ、こうして見ると似たようなものでしたね(^o^;)

 もうおわかりのようにりこぴょんは単なる野球好きではなくて、巨人ファンなのです!
 松井選手のホームランカードだって集めてます。
 ペナントレース中はホームランメール(巨人の選手が試合でホームランを打つたびにメールが届くというしょーもないサービス)に登録して、 携帯電話が鳴るのを心待ちにしていました!

 そんな母親の影響で娘のモモちんご愛用のタオルケットはジャビット柄! これをしっかり握って離さない娘の寝顔を見ると、父としては「大きくなったら巨 人ファンになるのかなぁ」などと胸中穏やかではありません(いや、深い意味はありませんが…)。

 さて、そんな巨人ファンのりこぴょんも日頃の主婦業と母親業で身体がボロボロ…。その疲れきった身体を癒すために、今日は家族(クック除く)で巨人の優 勝記念パレード を見に行くことにしました(そんなんで癒せるのか?)。私もイベントは好きですし、以前は新橋の会社 に勤めていたので地理もバッチリ! レッツゴーって感じです。

 私たちがパレードの終点である銀座八丁目付近に着いたのは午前10時15分頃(10時30分に読売本社をスタート予定)。この時点でほとんど身動きが取 れない状態でした(どうやって数えたか明確な根拠の無い報道を信じるのならば約40万人が沿道に集結)。
 うーん、世の中にこんなに巨人バカファンがいるとは正直驚きです。という私もある意味、1/40万。

ニコニコ手を振る原監督(左)。最高の気分でしょうね。>
ちなみにその隣りは篠塚総合コーチです(よく見えませんが)。
バーバリーのお店の前もゴチャゴチャして何がなんだかわかりませんね。
少しずつ近づいてくるヘルメットバス。笑っちゃいました(^∇^)
よわからない(笑
左から後藤、川相、清原。

繰り返しますが、私は別に野球は好きではありませんし、無論巨人ファンでもありません。
でも清原=番長という構図は大好きです。特にテレビの特番『プロ野球珍プレー好プレー』は欠かさず観てるかも。
番長のアップ。
「わしはのう、ごっつう嬉しいんじゃあ〜!」
中央で手を振っているのがエースナンバー18を背負う桑田ですが、 よく見えませんね。すみません。
桑田の右にいるのは背番号23の吉永かと思われます。
メジャーリーグに行く松井の雄姿も見納め。 頑張ってほしいですね。
左から石川、條辺、真田の投手陣。真田は番長の子分です。

 本当はもっと撮影したのですが、私の操作ミスで消してしまったのでこれくらいしかありませんでした。望みはりこぴょんが撮った一眼レフに入っているフィ ルムのみ! 現像が楽しみっス。

 で、りこぴょんがモモちんを抱っこしていたので、殺気立った巨人バカファンにぶつかられて倒されでもしたら大変だと感じ、パレードが過ぎ たら私たちは人込みを避けて銀座ナイン(銀座八丁目にある飲食店などが入ってる建物)に即退避しました。
 実際、周囲の人間を無視して走り出す非常識な大人が大勢いてビックリしました。 小さい子供がいるところで大人が全速力で駆けていたら危険だという事がなぜわからないのだろうヽ(#`д´)ノ

 というわけで、せっかく銀座ナインに来たのでカルネステーション(焼き肉屋さん)で食事をすることにしました。ランチはディナーのように寿司やケーキは ありませんが、1,500円で60分食べ放題(ディナーは2,900円で90分食べ放題)は変わらないので人気があるお店です。そう言えば「打ち合わせ 行ってきます」とか言っては、ここで上司、同僚、部下の皆で焼き肉食べてたなぁと思い出に浸ったりして(^∇^)

 ところが店内に入るとやけに静か…。「あれ、やってないのかな?」と思い、お店の人に尋ねると「やっていますよ、皆さん巨人のパレードを追いかけていっ たみたいですが、すぐに混むと思います」とのこと。
 お店の人の言葉どおり、私たちが席についてから20分もしたらお店は満杯! 外は順番待ちの人で溢れ返りました。しかも『巨人の優勝記念』ということで 1,500円が半額に! ぐふふ、ナイスタイミング。

 モ モちんにとっては初めての焼き肉屋さん。と言っても、ミルクとおかゆ専門のモモちんはお肉なんて食べられないので、ちょっとかわいそうだったかも(ち なみに無煙なのでモモちんも大丈夫?!)。

 もっとも本人は興味深そうに辺りをキョロキョロ見回していて楽しそうでしたけどね。

 食後は博品館(玩具店)に寄ってモモちんにおもちゃを買ってあげました。まだまだ駄々を捏ねる年ではないのが救いですね。そしてりこぴょんは限定の巨人 グッズをご購入。

 こんな感じで連休の最後は終わりました。
 りこぴょん、疲れは取れたのかな?

 では最後にどーでもいい話を一つ。

 今日はカルネステーションだけではなく、周囲の飲食店の多くが価格を下げてお客獲得に躍起になっていましたが、その中の某店のチラシが笑えました。


 4日限りじゃ1時間しか… (;´Д`)



◆今まで作ったHPのトップページ 集

こういう形にしたらよくわかりました。 (データが見つからないものを含めると)大体月1のペースでリ ニューアルしていたことが…。さすがに変えすぎだと反省している次第ですが、今までの歩み(技術の進歩)がわ かってけっこう面白かったです。これからはきちんとデータを保存しておい て、その都度ご紹介させていただきたいと思います(^-^)

▼2001 年10月28日
 「でんちゅうでござる」はここから始まりました(本当はこの前に作ったページがあるのですが、今のところデータは見つからず…)。
 HTMLなど何もわからないまま、とりあえずホームページビルダーを購入してきて適当に作っていたので、他のPCから見ると文字が重なってまともに閲覧 できないページばかりという悲惨なありさまでした。
 大体、画像を中央に配置する方法すらわからなかったくらいなので、今思えば「よく立ち上げる気になったな」と驚くばかりです(;^∀^)
 でもその失敗のおかげで「HTMLを勉強しようかな」と思ったので結果オーライ?!
▼2001 年12月13日
 りこぴょんが入院していた時期なので、帰宅してクックの世話をしながら夜中や休日に1人でコツコツと作っていました。なので私にとっては思い出深いイン デックスかなと。全体的には「雑誌風」に作ったつもりですが、文字がズレてたりして技術的には最初のとそんなに差はないです。
▼2002 年1月1日
 ホームページのプロバイダをソネットからぷららに替えたときの告知ページです。中央には懐かしの自作アイコン「お殿様」が…。
 あのアイコンたちもいつか復活させてあげよう!
▼2002 年3月1日
 コンテンツが増えてきたので見やすくするためにメニューにJAVAを取り入れました。階層に分かれていたので使いやすいと思いきや、評判はあまりよくな かったです。でも個人的には好きなので「いつか復活させちゃおうかな」と思ってたりして(^^;)
 左の長方形の部分はボタンをクリックするとメニューが流れていくJAVAで、りこぴょんは気に入っていたそうです。
▼2002 年4月1日
 上とあまり変わりませんが、初めてフラッシュを組み込んだインデックスなので記念に掲載しました。黒い点が集まって犬の足跡になった後にテキストが流れ る簡単なものですけどわくわくしました。
▼2002 年6月9日
 横だったメニューを縦にしたバージョンですが(左下のイエロー部分がメニュー)、使い勝手は変わらなかったため、わずか1週間ほどで役目を終えてしまい ました。まるでセミのよう…。
▼2002 年6月15日
 全体的にかわいらしく、そしてメニューを3×3のマス目にしました。メニューを選ぶと色が変わったりしたのですが、不具合が多かったので扱いにくかった インデックスの一つです。
 すぐに変える予定でしたが、りこぴょんの好みだったためにちょっとだけ長続きしましたね(^ー^)
▼2002 年9月4日
 これもまたいたってシンプル! 写真の上にタイプライターみたいにメッセージが流れるようにしてありました。とりあえずそれだけ(^□^;)
▼2002 年10月13日
 タイトルが飛んできて、メニューが下から昇ってくるフラッシュを作成。メニューはマウスオーバーでゆらゆら揺れる動きをさせてクリックでサウンドを鳴ら していました。ついでにクックの目が瞬きを。
▼2002 年12月8日
 一番シンプルかもしれませんね。ひらがな表記だった「でんちゅうでござる」を初めてローマ字表記にしたインデックスでもあります。
 写真は博品館で400円くらいで購入した陶製のコーギーです。どことなくクックに似ていませんか?
▼2003 年1月1日
 上のページを作っていた時に「これがシンプルだから今度はハデにしよう」と密かに考えていました。特徴はメニューをタブにしたことと、フレーム(11 個)を多用している点でしょうか?
 メニューをクリックすると「わん」と犬の声が鳴ります。
▼2003 年6月18日
 うぉーー、半年ぶりのリニューアルぅぅーー!
ということで前回と比較してガラッと雰囲気を変えてみました。テーマは『男』です。
 でもまあ、ブラックを基調にしただけなので安易かもしれませんね(^-^ )
 ちなみに中央部の透過されて白くぼんやり見えるのはドラッグできるレイアウト枠です。
▼2003 年10月26日
 使いやすいと言えば使いやすい、でもコンテンツと更新が充実しないとこのタイプは厳しいものがありますね。反省…。
▼2004 年1月17日
 今回のテーマは「さらなるシンプル」「モード」です(^-^ ;)
 とりあえずメニューなど常時見えるものを削ったことで、わかりにくいかもしれないという不安を抱えていますが、慣れれば使いやすいと思われます。
 もっとも入ることすらできない場合があるかもしれないという恐怖のトップです…。
 ちなみにイラストはCOOKの「C」とクックを組み合わせてみました。
▼2004 年9月5日
 各コンテンツ枠は動かせますが、特に動かす必要はないかも?
▼2005 年11月30日
 うーん、この間にもうひとつあったような気がしますがデータが見当たりません(-- )
 で、このページはタブを使っています。使い勝手はあまりよくないのかなぁ?

▼?
この辺りから仕事が忙しくなってきたことと飽き始めたことで、HPの作成に時間を割くことは減って今に至ります。
すでにカウンターも何回か飛んでいるので実際の訪問者数も不明^^;
データ管理も怪しくなってきて見つからないもの多数(苦笑





◆我流フォトショップ〜クックの描 き方〜

我流…、北斗の拳で言えばジュウザです(笑

「でんちゅうでござる」 で使っているイラストができるまでの工程をご紹介させていただきます(^ー^ )
 描き方自体は我流ですし、普段PCでイラストを描いている方が見ても得るものはないかと思われます。
 ご参考までにということで m( _ _ )m


 まず掲示板で使っている「ククパンマン」アイコンを例にしてご説明させて いただきます。

 私がイラストを描くときに使っているソフトはほとんどが「Photoshop」 の廉価版とでも言うべき「Photoshop Elements」 です。廉価版と言っても機能は十分、単体で買うと高いですが、最近ではスキャナーとかにバンドルされているのでお持ちの方も多いと思われます。
 タブレットを持っているのですが、なぜかマウスの方が使い勝手がよくて今ではマウス派です。そのうちタブレットも使いこなせるようになりたいですがいつ になることやら (^ー^ ;)

 さて、そろそろ肝心の描き方に入りましょう。
 基本的にアイコンは50×50ピクセルの新規ファイルを用意してこれを500倍くらいに拡大して描いています(もともと大きなファイルに描いて、縮小す る方法もあります)。
 私にとってこれがちょうどよい大きさです。

描く道 具は「鉛筆ツール」か「ブラシツール」のどちらかで、アイコン の場合はサイズを3ピクセルにして黒色で描いています。
でんちゅうでござるのイラストの多くがこの仕様です。
ファイ ルの上に元になる輪郭を描きます。
丸なのでわかりやすいですね(^o^ )
輪郭の中に目などを配置します。
顔を描いたら、次は色を塗ります。
コーギーなのでブラウン系で。
クマみたい。
耳を塗って、顎から額にかかっているホワイトの部分を塗ります。
ここで重要なのが 「レイヤー」 の存在。
簡単に言えばレイヤーはそれぞれが独立した画用紙で実際にイラストを描くときはこのレイヤーが重宝します。
例えばレイヤー2がグリーン、レイヤー3がレッドとします。上の画像で はグリーンのレイヤー2が上で、レッドの3が下。するとファイ ルに描かれたイラストも、グリーンがレッドの上に乗っています。
この画像ではレイヤーが逆なので、イラストもレッドがグリーンの上に 乗って表示されています。

このレイヤーの順番を入れ替えることで表示されるイラストを一番上に持ってきたり、一番下に隠せたりできるのです。
ブラウンのレイヤーの上に、ホワイトのレイヤーが乗っています。つまり これで、下の画像のようにクックの特徴であるホワイトのライン がブラウンの上に表示されているのです。
ここまできたら、あとはクックの額にブラックを乗せて頬にピンクを塗っ て、光っている感じを出すためにホワイトのアクセントをつける だけで完成です。
これくらいのものなら慣れれば2分くらいで描くことができます。逆に複 雑なものやドット単位で修正していると1時間くらいかかること も(^o^ ;)

ご覧いただいた皆さんも取り立てて難しいことをやっているとは感じなかったのではないでしょうか?

 

上記までの応用でgifアニメで動かしたり交流のある方たちのアイコン を作ったり色々楽しませていただきました。



 次はトップで使っているリアルクックですが、描き方は 「ククパンマン」 と一緒。単にレイヤーの枚数が増えただけです。






輪郭を描きます。
顔の線も入れていきます。
どうせ後でいくらでも修正できるので適当です。
各レイヤーに色を塗っていきます。
1枚のレイヤーにすべての色を塗ってしまうと後で修正する際に大変困ってしまうので、色が変わるときや細かい箇所の色塗りなどは必ず違うレイヤーに塗るよ うにします。
色を塗っただけでは平坦な感じでリアルさは表現できないので陰影をつけます。
なんとなく 「こっちから光が当たったら、こういう影ができるかな?」 程度をイメージしておくと塗りやすいですね。
イラストで重要なのは目の描き方だと思います。
目がダメだとすべてが納得いかなくなってボツということもしばしば…。

このクックの目だけで実は15枚くらいのレイヤーに分けて描いていますが、実際にトップに飾るとそこまで判別できません。
なんとなく虚しいですね(^ー^ ;)
目が入るとそれらしく見えるので不思議〜。
ここでブラックの部分を不可視にすると、フォーンのコーギーになります (^o^ )
後で色々手を加えられるように必ずレイヤーは分けて描きます。
最後に額にブラックを乗せてほぼ完成です。
うーん、今回は目で時間がかかってしまいました。
最後に、レイヤーの一番下に違う色を置いて(ここではグリーン)、イラ ストを目立たせて、矢印で指しているようにはみ出ている部分を 消していく作業をします。

この作業を終えたらとりあえず完成です。

保存するときには、レイヤーがすべて分かれた状態で保存できるPhotoshop形式(PDD、PSD)で保存します。ここでjpgやgifで保存してし まうと1枚の絵になってしまい、修正することができなくなってしまいます。
保存時には気をつけましょう(^ー^ )
保存し終わったら一安心。
描いた絵に色々な効果をかけてみると結構楽しめますよ♪

サイズ変更で縮小してみると…。
あら、スリムクックに大変身。
放射状にボカすと中心はそのままで周囲だけボケます。少し動きが表現で きますね。
アーティスティックのカットアウトという効果をかけるとこうなります。 ずいぶん雰囲気の異なるイラストに変わります。
テクスチャライザでステンドグラス風にするとこうなります。
テクスチャライザでカンバス地に加工すると、画用紙などに描いた感じに なります。

 というような工程で 「でんちゅうでござる」 のイラストは作られているのでした。何となくお分かりいただけたでしょうか?
 ちなみにククパンマンでレイヤーは12枚、リアルクックで117枚といったところです。時間が掛かるときもありますが、完成したときはそれなりに充実感 がありますよ!



◆今までに見かけた芸能人

 テレビ局や芸能プロダクションに勤めていない人でも、コンサー トに行けば芸能人を見る事ができます。しかし狭い日本で生活している以上、「オレこの間、毒蝮三太夫と道でバッタリ出くわしたぜ!」なんて事が結構あるの ではないでしょうか?

 かくいう私もこの世に生を受けて約30年(約だから、約ね)も経つので、今までに色々な芸能人を見かけた事があります。その状況も「道でバッタリ遭遇し た」から、「番組観覧に行って見た」「仕事中に見た」「ロケの情報を仕入れてわざわざ見に行った」など色々あります。
 しかし無制限に挙げれば結構な人数になってしまうし、コンサートで見たなんて当たり前すぎて面白くありません。ここはやはり、見た事がある芸能人の「定 義」を最初に決めておく必要があるでしょう。という事で次のような項目を設定しました。

1.代価を支払うイベント(コンサー ト・舞台・サイン会・握手会など)は含まない。
2.番組観覧は含まない。
3.ロケの情報を仕入れて見に行ったものは含まない。
4.通常の仕事関係は含まない。

 以上の4点を除いたケース、つまり「本当に偶然見かけた芸能 人」についてまずお話したいと思います(写真を載せると肖像権の問題が発生しそうなので自粛)。

 さて私としても記憶を頼りに書いていくので、整理しやすいように時系列でお話していきましょう。というわけで最初の芸能人接近遭遇は私がまだ高校生だっ た、およそ昭和58年(およそだからね、およそ)くらいまでさかのぼります。

■ 偶然見かけた編

宍戸錠
  私が最初に見かけた芸能人は「宍戸錠/ししどじょう」です。言いにくいのですが、最初 としてはいささか魅力に欠けると言うか何と言うか(これが「蟹江敬三」でも同じような反応ですね、きっと)。
 状況を説明しますと、私が高校の同級生と渋谷のジーンズメイトにジーンズを買いに行った後、スペイン坂のシスコ(輸入レコード店です。まだあるのか な?)に寄ってフラフラと渋谷駅方向に歩いていた時です(確か時間はお昼頃でした)。
 すると何やら向こうから「5人くらいの黒い集団」が歩いてきたのです。私は全然気がつかなかったのですが、友人は「あっ、宍戸錠だ!」と声高に叫びまし た(ついでに指も差しました)。目をやると確かに頬の肉もたわわで、トレードマークのサングラスもまぶしい、「宍戸錠本人に間違いありません」。
 と言っても、私達にとっては「ただの芸能人」というだけです。別にファンでもないので、騒ぎもせずボーと見ていたら近くにあった「そば屋」に入っていっ てしまいました。これが私が見た芸能人の1人目ですが、どう評価すればいいのやら…。やはり最初は「キョンキョン」とか「ミポリン」を見たかったです。

酒井法子
  横浜駅で友人とブラブラしていた時ですから、高校2年生くらいの頃だったと思います。 状況は駅ビルの4階を歩いている時に、急に曲がり角からチャイナドレスを着た「酒井法子」に出くわしたのです。当時「マンモスラッキー!」とかいう言葉と 共に売り出していたので一瞬でわかりましたね。
 で、まさかチャイナドレスが普段着なわけがないので、プライベートではないという事にも気がつきました。どうやらすぐ近くでイベントがあって、それに出 ていたようです。定義とはややズレるような気もしますが、私にとっては予期せぬ出来事だったのでとりあえず入れておきました。それにすごくかわいかった し! 

富田靖子
  これも高校生の頃で…、うーん、確か3年生の夏だったと思います。私が隣の高校に遊び に行ってそこの友人と校門のあたりで話していた時、校舎の中から「アイコ16歳」「さびしんぼう」で知られる「富田靖子」が突然出て来たのです。
 私は「なんでこんな所(私の高校よりランクは上ですけどね)に富田靖子が? そっくりさんか?」と思いました。すると友人は少しも慌てず、「ああ、今年 入ってきたんだよ」とアッサリ言ってのけました(そういう大事な事はすぐに教えてくれないと、君ぃ〜)。さらに友人は「最初は期待してたけど、化粧してな いとそこらへんにいる女の子と変わらないよ」と言いました。
 「いいえ、そんな事はありません! 十分かわいい子でした」。

岡村隆史
  平成9年頃のお話です。仕事の打ち合わせで新木場(有楽町線の終点で「夢の島」がある 所です)に行って、夜の10時頃に近くのコンビニへコーヒーを買いに行った時の事です。
 私は店内にやけに小さい人がいる事に気がつきました。「子供が遅い時間にこんなヘンピな所でいかんな」とか思ってよく見たら、ナインティナインの岡村隆 史でした。おそらくどこかでロケでもしてお台場に帰る所だったのか、それともその逆でどこかに出かける所だったのか定かではありません。
 とにかく印象的だったのは、テレビでも小さいと感じていましたが、実際に見るともっと小さくて本当に小学生くらいのように見えたという事です。しかし芸 能人がコンビニで買い物をしていると親近感が沸いてくるから不思議なものですね。

高橋ひとみ
  確か平成12年の3月頃、出張でパリに行くために搭乗口に向かっていた時の事です。 白いダウンジャケットを身にまとい、サングラスをかけて颯爽と歩いている背の高い女性が私の視界に入ってきました。その女性の周囲には男性が3人くらいい て、大きな身振り手振りで楽しそうに話をしながら歩いていたので、かなり目立っていたために私も興味を惹かれたのです。
 最初は「銀座のホステスさんかな?」と思いましたが、何となくどこかで聞いた声です…。それでよく見たら「高橋ひとみ」だったのです! 「ふぞろいの林 檎たち」からのファンだったので、ついつい見入っちゃいました、てへへ。
 で、同じ便だったのですが、向こうは「お金持ち席」、私はと言うと当然「貧民席」だったので到着後はさっさと先に出てしまったようで再び見かける事はあ りませんでした(もう少し見たかったなぁ〜)。
 帰国してしばらくすると、テレビで「高橋ひとみ」と他の芸能人が「パリで豪華なディナーを満喫」とかいうよくある企画の番組が放映されたので、「ああ、 あの時はこのロケに行ったんだな」と納得しました。

アナウンサー
 アナウンサー(ここでは「徳光」「福留」「福沢」「久米」など も含む)は普通の会社員なのでカウントしません。それに仕事で港区(特に赤坂近辺)を歩いていると、「コンビニで買い物をしている各局のアナウンサー」を たびたび見かけるので希少価値はそれほどないですね。特にフジテレビの「佐野アナウンサー」は3回見かけてしまいました、何か因縁があるんでしょうか?

 という事で、定義に則った形だと今までに「5人しか」見ていません。いや「5人も」なのでしょうか? 何にせよ、判断基準がないので多いのか少ないのか わかりませんね。

 ………ありゃ、書く事がなくなってしまった。というわけで最初に決めた定義に反しますが、他の状況で見た芸能人もついでに書いておきます。


■ 番組観覧で見た編

とんねるず
 今までに参加した番組は「第1回高校生ウルトラクイズ」と「風 雲たけし城」の2つ(古いなぁ〜)。で、見に行ったテレビ番組は「ねるとん紅鯨団」だけ(観覧OKのハガキは結構来るのに仕事でいつも行けずじまい。「ウ ルルン滞在記」行きたかった…)。そこで「とんねるず」を初めて見ました。テレビで見てた方が面白いですね。

稲川淳二
 「ねるとん紅鯨団」は1回の収録で2本とっていたのですが、そ の1本目収録時のゲストでした。個人的には「そろそろキョンキョンがゲストに来るはずだ」と思っていたので、かなりガッカリしました(怖い話聞かされても なぁ〜)。

ヤっくん
 その2本目のゲストでした。「稲川淳二」に続いて「やっくん」 が出てきた時は、とても悲しかった事を覚えています。だって「シブガキ隊」を好きな男はいないでしょ、やっぱり。


■ ロケで見かけた編

柴田恭平+舘ひろし+中村トオ ル
 「危ない刑事」のオンエア当時は自宅のそばでロケが時々行われ ていたので、この人達は目にする機会が多かったです。まあ、とにかくかっこいいです。ちなみに「中村トオル」はなぜか他のロケを2回見かけた事がありま す。不思議だ。

北野武
 深夜に自宅のすぐ裏で「その男凶暴につき」(違ったかな?)の 撮影が行われていました。深夜だったためにヤジ馬はほとんどおらず、ゆっくりと見る事ができたので嬉しかったですね。
 暗い裏道を1人で走るというシーンで、確かに映画中の1シーンに使われていました。でも、実際の映画では走り終えた場所はまったく違う所だったので、撮 影現場を見ている者にとっては、まるで「北野武」がワープしたような感じで不気味に感じました。

葉月里緒菜
 幸運にもロケに遭遇しました。美しかったのはもちろんですが、 それよりもとにかく体全体が細くて「針」のような身体にビックリ! 「魔性の女って言われてイヤだろうなぁ」などと、漠然と見ていました。


■ 仕事中に見かけた(会った)編

菅原文太
 最高にかっこいいです! 「アニキ」って呼びたいですよ、ほん と。文太さんが何か一言発するたびに「トラック野郎」が私の脳裏に蘇ってきました。

つんく
 この人はテレビそのままという印象です。普通は太ったり痩せた りして見えるものなんですけどね。

三上博史
 全体的に小さかったです。少し古いですが「私をスキーに連れて 行って」の芝居が好きだったので、好感が持てますけど。

宅八郎
 今では知らない人が多いかもしれませんが、オタクの代表的人物 ですね。
 最初は「紙袋」と「マジックハンド」を持ってるのは演出で、「本当は普通の人だろ」なんて思ってましたが違いました。話すと「えっ、キャラクターを作っ てるんじゃなくて、それが普通なんですか?」って感じで大変衝撃を受けました。

三村マサカズ
 皆さんご存知の「さまぁ〜ず」(もう「バカルディ」)のメガネ をかけていない方です。監督に「なぜ三村さんを起用したんですか?」と質問した所、「三村のツッコミはツッコミになってなくて面白いから」と答えていまし た。三村は「そんなわけないだろ!」と、ツッこみを…。
 その4ヵ月後には「三村風ツッコミ」がブレイクしたので大したものです。

上原多香子
 誰もが知ってる解散した「スピード」の1人で、某企業のパー ティーに来ていました。まだ子供だと思うのですが「大人の女性」と言っても過言ではないような雰囲気を持っていました。私から50cmくらいの距離にいた 時は「おじさん心臓がドキドキしちゃいました」。

山田邦子
 うーん、特に感想はないですね。

神田うの
 テレビで見るよりも数倍綺麗だと思います。

フっくん
 真冬なのに異常に日焼けしていて(「シゲル松崎」級)、ちょっ と怖かった。

高橋名人
 かつてファミコンの「16連射」で一世を風靡した人です。会っ た時はすでに普通の会社員でしたけど、お土産に色々もらっちゃったので善い人です。ん、芸能人じゃないって?

祐木奈江
 きゃ〜、奈江ちゃーん! はっきり言って「北の国から」に出た 時がとてもかわいかったので、ずっと会いたいと思っていた芸能人です。願いが叶った時は本当に嬉しかったッス!
 ウエストが私の太股くらいしかなかった事にまず感動、そしてお世辞抜きで最高にかわいい人でした。話してみると性格も良くて好感が持てたのですが、当時 は「性格が悪い」「ウラで人の悪口を言う」など、悪い噂ばかりでかわいそうでしたね。今は何をしてるんでしょうか? 残念です…。


 こうして挙げてみると意外と見かけてるんですね。しかし私が本 当に見かけたい芸能人はこの中にはいない…。あの人はジャリタレとは違って大女優だから、そこら辺をフラフラ歩かないのだ!

 でもでも、うー、八千草 薫さん見たいよぉぉ〜!

※おいちゃんは1982年のTBSドラマ「茜さんのお 弁当」放映以来、「八千草薫」の大ファンなのです。決して「マザコン」ではありません。



◆お引っ越し

 モモちんも生まれてマンションが手狭になった今、すでに二世帯住宅に建設しておいた私 (おいちゃん)の実家に移ることにしました。

 私は今までに3回ほど引っ越しを経験していますが、いずれも独身時代のことなのでカバンとダンボール箱1個くらいで移り住み、家財道具一式は現地調達と いう至って簡単なもの。ところが今回はそうはいきません。まず引っ越し業者の選定から始めて、以下の3社をピックアップしました。

■A社……引っ越しと宅配を手がける会社。規模で言えば一番大きいかな?
■B社……引っ越し専門会社。親しみのあるキャラクター。
■C社……引っ越し専門会社。料金設定が低いことで有名。

 で、電話をかけてA社とB社には見積もりに来てもらいました。C社にも依頼していたのですが、周囲の利用者からあまり良い話を聞かなかったので来る前に 丁重にお断りしました。

 さて、A社の見積もりは「スタッフ4名 で16万円」とのこと。この時点では他社と比べたわけではないけれど、「何 となく高いかな?」と感じました。担当者は「すぐに決めろ」という態度ではなく、余裕が見受けられたので返事は保留。でもお米と洗剤をくれました(^^)

 翌日来たB社は「スタッフ4名で11万 円」という見積もりを出してきました。「うーん、A社より5万円安いな。決めちゃおうかな」と思いましたが、 りこぴょんと隣の部屋で作戦会議を開きました。「もう少しねばったらもっと安くなるんじゃない?」という具合です。結局 「返事は明日くらいにしてよく考えよう」ということにしました。

 席に戻って「返事はもう少し待っていただけますか?」と言うと、「いえ、すぐに決めてください。決めていただければ本来有料の畳の下に敷く防虫マットを サービスします」と強気な姿勢で攻めてきました。
 うーむ、まあどこの業者に頼んでも対して差はないだろうし、マットもつくなら実質10万5千円だし決めちゃうか。ということでこのB社と契約。ちなみに 何もくれませんでした(^^;
 翌日A社には「転勤がなくなったので引っ越しは延期します」と苦しい言い訳の電話をすると、予想に反して「はい、わかりました」とあっさり引き下がりま した。怒涛の営業トークが炸裂すると思っていた私としては何となく拍子抜け〜。宅配の方が儲かってるから、引っ越し事業はそんなに重視してないのかなぁ?

 で、引っ越しの日までに荷物をまとめておかなければいけません。
少しずつダンボール箱に詰めて部屋の中は迷路のようになっていきましたが、唯一クックだけはいつもと変わらぬ様子で走りまわっていました(こういうとき足 の短い犬は有利ですね)。


ダンボール箱のデザインでどこの会社かバレバレ(^^;
 さて、我が家はダンボール箱に埋もれましたが、実家も私た ちが入れるように片付けなければいけませんでした。なぜなら二世帯住宅とは言え、そこには私の 独身時代の部屋の遺物をはじめ私の両親の荷物が散乱していたからです。我が親ながらよくもこんなに家具を置いてくれたなと恨まずにはいられないほどありま した。
 かくしてマンションを片付けながら、実家の掃除もすることになったのです。うひーーー。

 特にやっかいなのが父の蔵書の山。昭和20年代から40年代までの古い書籍が2,000冊を軽く超えるほどあったのです。特に新潮社 から昭和30年代に発行された「日本文学全集」が全巻揃っていて運ぶだけでも一苦労。でもほとんどが初版本だったので、「神保町で売ったらいくらになるか な」と邪な考えがふつふつと湧き上がってきたりして何となく楽しい作業でした。
 これらを少しずつ運んでどうにか両親の本棚に収めることに成功。入りきらなかった分は古本屋の買い取りサービスを利用したのですが、売ったものは単に古 い本だったので300冊ほどで1,800円にしかならずちょっとショックでした。

 そして最大の難物が二世帯住宅にした際に私たちが入る方の家に据え付けられた 「神棚」でした。幅1 メートル、奥行き40センチ、厚さ3センチの棚の上に大きなお社が鎮座しているのです。私自身が家とか物とかに関心がないので、家を建てる際には何も口を 挟まなかったのでこんなことになったのでしょう。今更ながら後悔することしきり…。でも仏壇はあっちにつけていただけでも助かったかも。

 さて、神棚ばかりは勝手に動かすわけにはいきません(妙なところで信心深かったりして)。氏神様の宮司さん(ももちんのお宮参りをした際の宮司さん)に 連絡を取って神棚の引っ越しの日を打ち合わせました。まず動かすに当たっては

■「全部移した後に清めてもらう」
■「移す前に清めてもらう」
■「先に神棚だけを新しい場所に移してお社などは元の場所に置いておき、当日お社を運んで清める」

 など、いくつかパターンがあるとのことなので、うちは最後のパターンをお願いしました。さらに当日までに、

■「お頭つきの魚1尾」
■「野菜を5〜6種」
■「果物を5〜6種」
■「お神酒1升」
■「お米1キロ」
■「お塩一袋」

 などを用意しておくように申し付かりました。私は榊を振ってほんの5分ほどで終わると思っていたのですが、何やら盛大なことになりそうな予感が… (^^;

 当日は宮司さんが神棚の前に祭壇を作って儀式を執り行いました。単に神棚を移すのは「遷座の儀」というのでしょうか? 他に「神様に神棚に降りて来てい ただく儀式」なども含めると全部で5種類くらいあったと思います。準備に30分、祭事に30分、片付けに30分、うーん、これだけやれば神様にも安心して いただけそうです♪ しかしずっと祝詞をあげていてよく声が枯れないものだなと感心しちゃいました。

 儀式が滞りなく済んだあとは宮司さんにお茶を出して休んでいただきました。そこで私が 「最近ホームセンターで『お清め済みの神棚』を売ってますが、あれはそのまま取り付けていいんですか?」と尋ねると、「そうですねぇ、良い悪いは私には言 えませ んが、気にかかるのはどういうお清めをしているのかということと、どちらかと言えば質のあまりよろしくない木を使っていることですね」というお言葉でし た。
 確かに今日やっていただいたような儀式をホームセンター側がいちいちやっているとは思えません。もしかしたら塩をパッパッと振って終わりかもしれませ ん。そうなると簡素すぎて祟られそうで何となく怖いような気がします。

 さらにつっこんで伺ったら使われている木もずいぶん安いものだそうです。「私たちが使うというよりは神様が長く使うものなので、できれば良い材質の神棚 の方が好ましいかもしれませんね」ということなので、私としてもきちんとしたところで、しっかり手順を踏んで取り付けることをお勧めします。やっぱりきち んとすれば良いことが起こりそうで気分もいいですからね。
 ちなみに神棚を取り付けた翌日から、父が趣味で買っている宝くじがしばらく当たり続けました(小額ですけどね)。これには私も「本当にご利益があった の?」とちょっと驚きました。でも神様、神棚の取り付けから手配まで全部やったのは私なんですけど…。今度は私のも当ててくださいね、ナムナム。

 さて話は引っ越し当日へ戻ります。

 朝の8時半に集合したスタッフは確かに4名、十代後半から四十代後半までの方の混成チームでした。リーダーは二十代前半と思われ物腰の柔らかい方で信用 できそうです。そして作業が始まるとものすごいスピードでダンボール箱が運び出されていきました! 80箱もあったダンボールは11時頃にはなくなり、あ とは大型の家具を残すのみ。その様子を眺めていた私はこのプロの手際の良さにはただただ脱帽するばかりでした。




ほぼ同じ位置で撮影したんですが、何もなく なると全然違いますね。


 そして30分程度の休憩をとった後に残りの家具を運び 出して終了。午後1時半には引っ越し先での作業が始まりました。
 すべて運び入れるのが終わったのが大体午後5時頃のことでした。いやぁ、本当にご苦労様でしたって感じです。







 で、翌日から実家で梱包を解く作業を始めたのですが、「1階のネームプレートが外れて壊れていた」「ベッドの下の引き出し部分がはがれていた」という 引っ越し屋さんのミスをいくつか発見!
 でもりこぴょんと話してクレームをつけるようなことはしませんでした。さすがにあれだけの大変な作業なんですから、これくらいはあっても仕方がないだろ うということです。NHKは揉めましたが、私は別にクレーマーというわけではないので誤解のないように(^^;

 そして区役所に転入届を出して引っ越しは完了〜! しかし、引っ越しは本当に大変なものですね。もうこりごりですよ、ふぅ。

 完結編に当たるこの三作目は、私たちが住んでいたマンショ ンの敷金返還でどうせトラブルになるだろうからそのことを中心に書くことに決めていました。

 ところが実際には返還トラブルには発展せずに、平和裏のうちに手続きは済んでしまったのです。

 これは私にとって予想外のことでした、ありゃーー(^□^;)

 何しろ事前に管理会社から送られてきた書類には退室にかかる費用がかなり高く設定されていたので、「いやぁ、これは突っ込み甲斐があるなぁ♪」と、敷金 返還についての知識と情報を仕入れて来たる闘争に備えていたくらいですからね。
 それに室内をりこぴょんと一緒に綺麗に磨き上げて、「ここが汚れていますね」という類の口を挟む余地がないほどピカピカにしておいたので逆にすんなり終 わってしまって残念?!

 で、なぜ揉めなかったのかと言うと、実際の立会い時に管理会社の方から「えーと、壁紙とクッションフロアの張替え代金はサービスで半額にさせていただき ます」と言ってきたからなのです。
 この壁紙の張替え(1平方cm辺り1,300円)とクッションフロアの張替え(1平方cm辺り3,200円)費用が一番高くて、私の計算では両方合わせ て最低一か月分の家賃は絶対にかかると思っていただけに驚きでした(実際の請求額は半額からさらに安いものでした)。

 せっかく「たとえ特約事項としていても日常生活による磨耗を借主に負担させるのはガイドラインに反しているし、こうなったら国民生活センターと〜」とい う長セリフを用意してたのに(^^;

 そして他の個所についてもいたって平均的な金額でしたし、そして何よりも私たちが新婚生活を送ったところという特別な想いがあったので、多少の不満は 残ったものの解約見積書にサインしたというわけです。

 でも管理会社が料金を低く見積もってきた背景には賃貸住宅に関する時勢があるからでしょうね。

 今までは国土交通省住宅局(旧建設省)の賃貸契約に関するガイドライン(簡単に言えば法律ではなくて、役所が不動産業者に「こうしなさい」と推奨してい ること)に沿わない業者が多くて、敷金が1円も返ってこないうえに数十万円を請求されても面倒くさいという理由で泣き寝入りする人が多かったようです。

 それが最近は消費者契約法(基本的に消費者保護が目的の法律で平成12年公布)ができたり、弁護士が敷金返還に関する勉強会を創設したりと、悪徳不動産 業者とイジワル大家にとって少々やりづらい環境になってきたのが突然の値下げの最大の理由でしょう。何しろ業者の方でトラブルを避けるために以前のような 法外な請求はしなくなっていると言われるほどですからね。

 大体普通に考えれば管理会社が私たちにサービスする必要はどこにもなくて、事前に送って来た書面どおりの金額を請求するのが当然なわけだし(^^;
 でもまあ、余計なお金を取られないうえに、不愉快な交渉も回避できたので正直なところほっとしました。

 こうして2年間生活したマンションを出ることになったのです。
 私たちは玄関を出てから何度もマンションを振り返りました。

 入居したときは私とりこぴょんの2人だけだったのに、出るときは3人と1匹に増えていることが不思議で…。

 じーーん(-_-)

 2人だけの生活がスタート。

 ささいなことでケンカ、そして仲直り。

 クックが家族に。

 娘が誕生。

 じーーん、じーーん(-_-)

 今思えば最後に嫌な思いをしなくて本当に良かったです。

 私たち家族の思い出がいっぱい詰まった家だったのですからね。

 娘が大きくなったら連れて行ってやろうと思います。

 「みんなここで暮らしていたんだよ」って(*^∇^*)



◆フランス(仕事で)

 出張でアメリカなどに代表される英語圏へ行くのは結構好きだが ヨーロッパは好かーん (でもドイツ人はきさくでビール奢ってくれたし、第二次世界大戦の同朋だから結構好き)。でも フランスはなかなか好きになれない でいる。

 では早速、フランス嫌いの理由を。

●現地の関係者が昼休みを2〜3時間とっ てのんびり食事する(この仕事は急いでるって言うたろーが! あ、しかもワ インを1本あけてやがる。テメェー、コロス!)。

●フランス語が全然わからない(わからない者が聞いているとイライラさせてくれる言語だと思う。そう言えば全然関係ないけどフラン ス語に聞こえる日本語ってありましたね。「ハダジュバーン:肌じゅばん」「ケツカセー:尻貸せ」とか)。

●ベルサイユ宮殿に行くたびに雨にたたら れて庭をノンビリと散歩できない(宮殿内の土産屋がろくな物を売ってない。 ベルサイユの駅前に日本人の客引きが毎回いる)。

●カンヌ駅の自販機に10フラン飲まれた(返せー!)。

●カンヌではわしはいつもコンドミニアム 泊…(仕事相手のフランス人は超高級ホテル、マジスティクスのロイヤルス イート。この差はなんだー!)

●無人駅で金額不足だったらしく改札が開 かなかった(誰もいないから柵を乗り越えて脱出したが不愉快)。

●(初めて)スーパーで夕食の食材を仕入 れてレジに並んでいた時の事。わしの番が来た時にレジのおばちゃんにフランス語で怒られた(どうやら客がカゴから出してレジの前に並べておかなければいけ ないらしい。が、ダイエーじゃあそんな事しねえよ。成城石井なら袋に 入れてくれるぞ!)

●ルーブル美術館に行った事がない(なんで前を行き来してるのにいけないだ…。わしは行きたいっちゅーねん!)

●パリ市内は日本人観光客(女性)でいつ もいっぱい(一流のブランド店で何でもかんでも値切るなぁー。しかも買いも しないのに「コレ見せて、アレ見せて」って言うなぁー、海外じゃあ本当に買う物以外はウインドウから出したくないんだよぉ。だからフランスじゃあ日本人女 性の評判が悪いんだ)。

●隣のモナコで1,100フラン擦った(くそー! ラスベガスは200ドル儲けさせてくれたぞ!)

 と、軽くこれくらいかな? まあ、ほとんど言いがかりのような気もするが、とりあえず入れておきたい。

 さらにこの中で私に一番合わないものが 「フランス語」という言語。聞いててとにかくイライラする。特にコンドミニアムで「ポケットモンスター」のフランス語版を観ていた時は卒倒しそうになっ た。主 人公がピカチュウに向かって「シルブブレ、ピカチュウ!」とか言っているシーンは、韓国語版の「スタンドバイミー」と北京語版の「ローマの休日」を機内で 観た時よりも私の目に不気味に映った。

 でも中には良い事もあった。それはたまたま紹介された通訳の女性が、私と同い年の日本人女性だった事(しか も美人)! さらーに、日本の私の実家と彼女の実家が車で10分程度のご近所さんだったのだからビックリ!

 しかし悲しい事に彼女は既婚の身だった。嫌な予感がしてたけど夫はニース生まれでバリバリのフランス人。

 フランスはどこまでもたたるのであった…。

 あまりフランスの事を悪く言っても 外交上よろしくないので、ここでは少しばかり誉めたりもしてみようかな? と思ったりして(小心者)。


 さて、何かと足を運ぶ機会の多いカンヌでは毎回コンドミニアムに泊まると書いたが、 実は宿泊料金はフランスの提携企業持ち。しかもその部屋(写真参照)は普通のベットが2つに二段ベットが一つ、洗面台が2つあったりするし、その他のス ペースも私一人では どう考えても広すぎる部屋を用意してくれている(なぜかトイレだけは寂しい作り)。


 フロントも気さくで朝食が足りなければどんどん追加してくれたりとかなり親切だ。朝食はもちろん無料。


 また、道路に面したおしゃれなレストランでの食事も実にうまい!  特に白ワインと一緒に食べる生牡 蠣なんて、三重県で採れた物に匹敵するうまさである。いや、それ以上か?
 ゆえに日本にあるフランスの真似をしたカフェなんて、全然ダメ(よくある「○○・ド・○○」て店名のや つ)。産廃を積んだトラックが排気ガスを撒き散らして突っ走るような 道路沿いのカフェはダサすぎるってば!
(日本はフランスの猿真似ばかり。東京の町田にできたカルフールなんて、かっこよさは真似たもののお客さんは少なく危ないとか…)。

 という事で、普通に考えれば非難される覚えはフランス側にはないでしょうね。でも非難しちゃう。

 このホテルはカンヌのメイン会場(しつこいけどカンヌ映画祭やる所ね)まで徒歩10分の所に位置しているため、砂浜沿いを テクテクと歩く事が多いわけだ が、その道路沿いには高級ブランド店が腐るほど軒を並べている。
 個人的にはこれらの店がせっかくの美しい景観(写真を参照してほしいのですが、日本の江ノ島周辺の 「エメラルドグレーの海」とは比べようもないほど美しい海)を損ねているように思われて仕方がない!

 そもそもカンヌは、大きなイベントがなければ 「現役を引退した裕福な老人達ばかりの街」で、若くて 活気のあるこれからの街という感じはまるでない。そんな所に観光客向けのショップばかりがあっても興醒めというものだ(知り合った地元の老人達に街のこと を聞いたら、「ショップはちょっと目障り」との事でした)。

 アラ探しの2つ目は「フランス人の名 前」について。「フランソワ」「ジャン」「カトリーヌ」「ミシェール」 「ソフィ」などというカッコイイ名前が多くて、私のような平凡な名前の人間からすればもう嫉妬心がメラメラ燃えてくるというものだ。
 特に仕事中に見かけたフランスの文化大臣(日本で言えば旧文部大臣に相当)は「カトリーヌ・トロットマン」という名前。持っていたカメラで撮った写真を 見てもわかると思うが、名前どころか、その姿は日本の大臣なんかと比較しても非常にかっこいいのである。

 3つ目は「犬との接し方」が進んでいて クヤシイ。電車で移動する時に驚いたのは、犬をケージに入れずに一緒に乗り込んで来た事。私の後ろの席に座った女性が大きなシェパードと並んで座っている 姿はそれこそ1枚の絵になりそう だった(犬もシツケが完璧でおとなしい)。日本なんてこういう点は本当に遅れていて嘆かわしい。

 4つ目はかっこいい事がとにかくシャク にさわる。観光地の「エッフェル塔」なんて言葉の響きすらかっこよく聞こえ る。日本ならさしずめ「東京タワー」だろうが、かっこ悪すぎる…。さらに「ルーブル美術館」「凱旋門」「ベルサイユ宮殿」などなど、かっこ良すぎる名所が ズラリと並ぶ。
 レストランのウエイターも「エルキュー ル・ポワロ」のような口ひげをつけたジェントルマンばかりでかっこいい。日 本のアンナミラーズのようなお色気を売りにしてる所とは一味も二味も違うのだ(しかしアンミラのメニューはなんであんなに高いのか。やっぱりお色気代が上 乗せ?)。

…と、ここまで読んだ皆さんは私の「偏見に満ちたフランスの紹介」が、実はかっこいいものに対する単なるひがみだという事にそろそろ気がついたのではなか ろうか?  大体「ソフィー・ マルソー」の写真集をいまだに持っている私がフランスの事を本気で嫌いと言 うわけがないっちゅーの。


くそー、フランスめぇ。
かっこよくてうらやましいぞぉぉ〜!

ちなみにこの2冊の写真集は昭和58年発行。「東京ディズ ニーランドが開園」とか「戸塚ヨットスクール事件で戸塚校長が逮捕」とか、「おしんブーム」とか「気配りブーム」があった年…。うーん、歴史を感じます な。