人生さんの囲碁入門講座

石の流れ

 〜〜 石の流れ 〜〜 (復旧日:平成21年12月28日)
ここでは、「(例)中央を囲いたい、の気持ちを利用された例」を紹介します。
黒1〜黒5まで、たった5手ですが、大切な考え方がここに、
含まれてると思います。
ぜひ、たった5手ですが、味わってみてください。

実戦の紹介

> で順を追って見てみてね。
碁盤1(実戦の紹介)


お勧めの手順

|< を押してから、 >で順を追って見てくださいね。
碁盤2(お勧めの手順)

">



まとめ

どうですか?
ここで、比べて欲しいのは、一手一手の手の意味。
碁盤1(実戦)は、黒、囲いたい!受けた。受けたという感じ。
碁盤2(お勧め)は、白を攻撃しながら、黒地を確定させる。

相手の石の強弱を意識して、攻撃をしながら自然に地を作っているのが、碁盤2なんですね。

少しは、違いが伝わるといいなぁ・・・。



ページ先頭へ 前へ 次へ ページ末尾へ
今回は、検討を音声でしたため、そのまま紹介できません^^;
(いずれ、音声での検討紹介も少し興味あるところです)
ポイントだけ、コメントしていきます。







(碁盤1)実戦の紹介
黒1と中央を黒地にしたい、と宣言しました。
この手を見た瞬間に、白2・白4と打ちました。
白2:下辺の白は、実はあまり強くない(H−3の黒の切りが心配の種)ので、ただでも補強を兼ねて打ちたかった場所です。
そこを、「右下から減らすぞ!」と脅かしながら、先手で自分の下辺の石を補強したのでした。
黒3:受け。
白4:反対側からも「減らすぞ!」と脅かします。
黒5:黒1・3と受けて、ここで、受けないと、今までの手が無駄になっちゃうので、受けるしかありません。
ということで、白2・白4を先手で打てました。














では、僕が黒ならどう打ったかを次に紹介してみます。
(碁盤2)お勧めの手順
黒1:下辺の白に攻撃をしながら、右辺を広げます。
白2:ここ手を抜いては、死にそうでこわいので、素直に受け。
黒3:右上を押さえて、右辺の黒地が完成です。
白4:仮に白が出てきても・・・
黒5:その手に合わせて右辺を完成させる。(黒2子はとりあえず、
死んだふり。捨てるかも)
白6:実戦で、黒が打ったところに、白が打ったら・・・・
黒7:素直に受けるぐらいでいいのでは。すでに、右辺が立派なので、
中央が少し減ってもも、石に無理がないので、腹は立ちません。