院長挨拶:1・患者さんの心に届く言葉で診療にあたるよう努めます。2・病気による苦痛が患者さんの人生にどのような影響を及ぼすかを常に想像しながら診療にあたります。3・専門医による治療が必要な場合には、適切な専門医・医療機関を紹介し、連携して
治療にあたります。
1980年もう30年以上前 川崎医科大学附属病院の大学病院に日本で初の総合診療部・総合診療医を育成する科が出来てすぐに
その科に所属して訓練を積んで開業いたしました。
今、やっとNHK BS2 総合診療医・ドクターG という番組が 毎週 木曜日に始まり 一般の患者さんに その概念が伝わりつつあり
ます。
総合診療医は、病名診断のエキスパートであり、人々が日々の暮らしの中で直面するさまざまな健康上の心配事について、患者さ
んの視点に立って総合的に問題解決を図ろうとする医師の立場を指しています。
最近では高血圧や糖尿病、関節の変化に伴う痛み、心の病など、一概に治る・治らないではすまない慢性的な健康問題が主流にな
っている時代です。
これらの健康問題は一つ一つが独立したものではなく、多くの場合、生活背景も含めて複雑に絡み合っています。たとえば、腰の痛
みが取れないため精神的ストレスがかかる、そして腰の痛みにより仕事や日常の行動を制限され生活環境、家庭環境にも影響する
など。腰痛以外にも喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・認知症・慢性肝炎・肝硬変・甲状腺疾患等々 多くの病気が同じ様
に日常生活に影響をうけてしまいます。
病気の診断や治療の他に予防や生活習慣の改善 生活上の注意点などに配慮した患者ケアを私たちは重視しています。
総合診療医は診断のプロとして横断的な広い知識を持ち、感染症や救急医療など臓器を特定するのが困難な領域への対応を得意
とする医師であり、発熱、腹痛、咳、痰、頭痛、腰痛、肩・膝の痛みや健康診断で異常を指摘されたなど日常の健康問題でお困りの
際に受診していただく場所だと考えております。