医療法人社団深敬会 吉野デンタルクリニック

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学会・研修報告

2020.11.19

連載最終回 計画的なメインテナンスとインプラントを取り巻く環境

2020年1月号から始まった学会誌クインテッセンスインプラントロジーの連載も本号をもって無事最終回を迎えました。
最終回のテーマは「計画的なメンテナンスとインプラントを取り巻く環境」です。
8020運動に代表されるまでもなく歯科保健の究極の目標は咀嚼機能の維持・回復であること異論はないでしょう。
当院においてもインプラントによる咬合再建は多くの患者様のQOLの向上に寄与していると実感しています。
しかしながら、国民生活センターのプレスリリースに代表されるネガティブな報告も後をたちません。社会環境の変化が著しく、情報過多の現代において今一度インプラント治療の現在地と問題点を整理することが最終回の大きな幹となっています。
単独歯インプラントの歯周病学的指標における生存率は100パーセントと報告されていますが、高い生存率の背景には定期的なメインテナンスが欠かせないことも明らかになっています。超高齢社会を向かえ患者様のライフステージに沿った治療計画と、一口腔単位での診る目が重要であると考えます。
この連載がスタートすると同時に世の中は新型コロナウィルス感染症により混乱を余儀なくされました。今後世界の価値観は変わらざるを得ないでしょう。
そんな中執筆を進めながら、改めて歯科医療とは何か、健康とはなにかを考える機会になりました。
私にとって後に残る連載になったと思います。
最後になりましたが機会を頂きましたクインテッセンス出版編集部の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

2020.10.17

公益社団日本歯科先端技術研究所公開講座

11月1日(日)新型コロナウィルスにより延期となっていました私が所属します公益社団法人 日本歯科先端技術研究所学術講演会をオンライン開催いたします。
私は、午後の会員発表の座長を務めさせて頂きますが、当日は市民公開講座として消費者問題研究所 垣田達哉先生に「テレビでは教えてくれない「食品表示」のうそ?ホント!~ 知らないと怖い食品表示のカラクリ~」のテーマでお話しいただく予定です。
興味ある方是非事務局にご連絡ください。

2020.09.03

インプラントの成功は咬合にあり!

クインテッセンスのインプラントジーの連載も残すところ後二回となりました。
第5回の今回は、インプラントにおける咬合付与のコンセプトです。
インプラント治療のメインテナンスでは周囲の感染予防が重視されますが同時にに力の問題:咬合(かみ合わせ)に起因するトラブルも散見されます。
インプラント治療のゴールは機能させること。どのような上部構造を製作するかが本当の意味での成功につながります。天然歯の持つ歯根膜という緩衝機構を持たないインプラントの咬合は非常に繊細です。
歴史を紐解きながら現在考えられている咬合付与のコンセプトを解説させていただいています。

2020.07.17

連載第4回 安心安全を得るための手術準備

インプラントロジーの連載第4回は「安心安全を得るための手術準備と埋入」です。
メジャーリーガー大谷翔平が所属するエンジェルスの監督 ジョー・マトンはメジャーリーグで長く成績を残す条件は、という質問に「Preparation」と「Routine」とシンプルに答えました。 合理的に成績が数値化されるメージャーリーグにおいても成功の条件は、パワーやテクニック、ましてやセイバーメトリクスに代表される統計データでもなく「準備と日々の繰り返し動作」であることに感慨を覚えます。
手術の安心・安全とは、感染症対策も含め日々の診療過程で取り組んできた医院環境に裏打ちされるもので手術は一連の流れの一刻であると考えています。そしてインプラントの成功は決して手術の成功だけではなく口腔内で長く機能を営むことにあることは忘れてはいけません。是非、ご一読ください。
また、この度 日本顎咬合学会の指導医試験に合格し承認されましたので御報告致します。
改めて歯科界に貢献できますよう努力する所存です。

2020.06.06

学術誌に掲載しています。

緊急事態宣言が解除されましたがまだまだ油断できる状況ではありません。感染予防対策と医療水準の維持に今後も努力していかなければなりません。
本来予定されていた学会、学術講演会も中止・延期が相次ぎ情報の発信と研鑽の場を新たに整備していく必要性を感じています。
このコロナ禍ではありますが、業界誌に2編の論文を寄稿させて頂きました。
「一歯欠損の治療戦略」と題してインプラント、ブリッジ、義歯、自家歯牙移植それぞれの優位性を実際の臨床と根拠となる論文を提示しながら解説させていただいています。
もう一つはクインテッセンスの別冊 「インプラントのイヤーズブック」に私が使用している最新のインプラントの特徴を論じさせて頂きました。
先生方のご参考になれば幸いです。

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2020.03.16

学術誌インプラントロジー連載第二回「検査・診断」

この度、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、先生方、スタッフの皆様の健康と安全を最優先に考慮し、3月に予定しておりました私の「FINESIA 導入3か月コース 第2回目」の開催を延期させていただくこととなりました。大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。一日も早い日常を取り戻し先生方とお会いできる日を心から願っております。 学術誌クインテッセンスに連載中の一歯欠損から始めるインプラント治療連載 第二回目は「検査・診断と一生涯を見据えた治療計画」です。
学会の中止が相次ぐ中で、是非先生方の勉強の参考になればと思います。ご意見をお聞かせください。

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2020.01.25

実践インプラントの3ヶ月コース開催

今週1月25日(土曜日)より近未来オステオインプラント学会主催にて私が講師を務めます実践インプラントの三ヶ月コースがスタートします。
インプラント治療だけではなく欠損補綴を診査、診断する上で重要な基本的な内容となっております。全国から多くの先生の御参加希望を頂き感謝しております。
講義のインストラクターとして当院スタッフも参加するため患者様には診療時間について御迷惑をおかけしますが、ご理解の程どうぞよろしくお願い致します。

2020.01.12

クイントインプラントロジーに連載スタートです。

新年あけましておめでとうございます。本年も、皆様の健康の為 臨床 研究 教育に邁進してまいります。どうぞよろしくお願い致します。
クインテッセンス出版 デンタルインプラントロジーに2020年1号から連載を開始いたしました。
インプラントは欠損補綴として研究、臨床面で目覚ましい進化を遂げた反面、ネガティブな報道にみられるよう問題点も指摘されています。
情報過多の時代、その歴史からインプラントの現在地と未来を再考する機会にさせていただくと考えています。
若い先生方には是非読んで頂きたい!

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