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ジョルジュ・ルオーについて
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ルオーは20世紀最大の宗教画家です。
日本には、仏教や禅を表現した棟方志功がいます。
二人には共通性があり、ルオーはヨーロッパの棟方志功
ともいうべき画家だと思います。
ルオーは人物や自然の持つ本質的な部分、
言うなれば 「魂」 を描こうとしました。
花を描く場合も、花を 「神が創造した美しい自然」
そして花を描くことは 「その美しい自然の賛歌」 であると捉え、
外見的な美しさではなく、
内部に秘められた本質的な美しさを表現しようとしたのです。
ルオーの油絵の特徴に「マチエール」があります。
油絵具を何度も重ね塗りした後、その絵具を削り取り、
その上にさらに色を重ねていく、ということを何度も繰り返し、
宝石のようなマチエールを作り出しています。
ルオーが心をこめて描くひと筆ひと筆、
ペインティングナイフによる何回もの削り取り
そのひとつひとつの工程は、
ルオーにとって、神への感謝の祈りだったのです。
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