ペグ
ソリッドステーク30/R103【Snow Peak】

初スノーピーク製品はやっぱりこれになりました。ソリッドステーク30です。 　以前からいくつものサイトで良い評価を目にしていて、ぜひ使って見たかった物でしたし、値段もそれなりに高いながらも1、2本ならばお試しに買って見てもいいかな程度なので、今回ゲットしてしまいました。二本だけ(笑) 　写真では中央の黒いのがそのソリッドステークです。材質は炭素鋼S55C(鉄+0.55%Carbon)とされていますが、熱処理や硬さ指示がメーカーサイトにも無く、わかりませんから「とっても硬い」ってことで説明終了。作り方は型鍛造で手の込んだ製作方法と言うことですが、無垢の金属で作るならそれが一番安くて簡単じゃないかと邪推して見たりして。ちなみに工具やさっき見つけたバールなどがS55Cで作られたりしてるようです。 　表面処理は黒電着塗装というもので、塗装と言うよりめっきに近いです。結構強力に塗膜が生成されるようで、防触に対しては十分でしょう。しかし、ここで疑問なのがなぜ黒色なのか！だって夜になったら見つかりませんよ。暗がりで撤収なんてことになったら高価なペグを見つけ出せないなんてことにもなりかねません。 　しかーし、われらがスノーピークは迷える子羊たちに救いの手を差し伸べられました。ソリッドステークのクロムめっき仕様！「ソリッドステーククロム」です。なぜか「クロムめっき塗装」などと謎めいた表記がありますが見なかった事にしましょう。写真を見る限り、ぶっちゃけ下品なピカピカで好きくありません。硬質クロムではなく装飾用のめっきでしょう。耐食性は十分だとおもいますが。 　ついでと言ってはなんですが、他に持っているペグを引っ張り出してきて比べてみました。下からヘキサ付属のＶペグ、ウイングタープ付属のピン型、でソリッドステークで、一番上がうちのメインペグの異径鉄筋加工品です。 　各製品に不足のペグは全く役にたちません。上のピン型なんて存在自体に疑問を感じるほど。と、いうわけで、うちでは異径鉄筋加工品！鉄筋の先端をただ尖らせた物ですが、性能的にカンペキ。硬く、抜けにくく、異径(でこぼこ)だからロープも滑らない。それにただ。(父の仕事場で測量士が置いて行った物を拝借したものです) 　しかし、硬さはそれほどでなく、川原でガンガン石に当たってもお構いなしに打ち込んだら先端が曲がってしまった物もあります。まあ、当然ですがね。こんなものですから惜しげも無くハードな使い方が出来るのもメリットの一つと言えるでしょう。 　そんな不満のないペグがあったので他に必要なかったのですが、いかんせん洗練さに欠けるとこがあって(笑)新しく欲しいなあって。ソリッドステーク買って見ました。まだいま使ってないのでこれからが楽しみです。 　他にもチタンのＶペグとか、使って見たいものはあるのでぼちぼち揃えて行きましょう。ほかの人が買って試してくれたら嬉しいなあ。異径鉄筋加工品と交換してもいいよ。(しないか)