回路の説明
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回路図
下図に簡単なブロックを示します。歪み発生として「ドライブアンプ」があります。このドライブアンプ回路は、ドライブブースターにも採用している、負帰還にダイオードを挿入した良く知られた回路です。
図中の「ゲイン調整」は、「ドライブアンプ」出力の電圧の大きさによって、ゲインをコントロールする働きがあります。具体的には、大きな出力電圧の時は、ゲインを下げる。小さな出力電圧の時は、ゲインを上げる。これによって、いつも同じ音量になる様に制御されます。この働きによって、ロングサスティーンを得ることができる訳です。
「ゲイン調整」回路は、JFETを抵抗素子として使用する回路で、ゲイン調整として、よく使われる回路です。 JFETを抵抗素子として使う場合、注意しなければならない点は、ゲート電圧をソースよりも低くしなければならない点です。そのためダイオード(D7)は、負電圧が出る様にゲート側にアノードが来るように接続します。 この様に自動的にゲインをコントロールする回路をAuto
Gain Control (AGC)回路と呼びます。
次にトーン回路ですが、コンデンサC9がオペアンプの負帰還になるか、それとも、入力になるかをVR2で調整する事によって高音域を調整する回路です。負帰還側に来るときがローカットになります。 一般的なBカーブでも、自然な音質変化が得られ使い易い回路です。
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好みのサウンドに変えるには・・
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回路の定数などを変えるといろんな音に変化します。 これが自作の醍醐味!
世界に1つの自分だけのドライブンサスティナーを作ってください。
・サスティーンの調整。
アタック感は、R11でコントロールできます。大きくするとアタックが目立ちます。リリースは、R15で決まります。大きくするとコンプ臭い感じになります。10KΩ〜1MΩの範囲で試してください。
・高域音の調整。
C4の値でコントロールできます。小さくすると高域音が増し、大きくすると高域音がカットされます。0.001μ〜0.1μFの範囲で試してください。また、C3の値でも変化します。この場合C4での変化とややニュアンスが違います。22pF〜0.001μFの範囲で試してください。
・サウンドニュアンスを変える。
D7をゲルマニュームダイオード(1N60等)やショットキーダイオード(1SS108等)にするとアタックが柔らかめのサウンドになります。又、R16(10k)の代わりにダイオードに変更すると(カソードをGND側)、倍電圧整流回路となり、JFETの制御電圧が高くなり、コンプ感が強くなります。
・ローノイズ化する。
現状でも十分にローノイズですが、さらにノイズを減らしたい、プロ志向の方は、オペアンプを、「NE5532」、「NJM4580」に変えると多少ノイズが減少します。又、「TL072CP」のようなJ-FETタイプに変えると、艶っぽいサウンドになります。
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部品表
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種 類 |
部品番号 |
値 又は 型番
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数
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備 考
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IC
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U1
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NJM4558D |
1
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DIP8ピン 汎用ディユアルOpAmp4558ならOK!
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ICソケット
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1
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DIP8ピン
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トランジスタ
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Q1 |
2SK30ATM-GR |
1
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汎用JFET
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ダイオード
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D3,
D4, D5, D6, D7
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1S2076A
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5
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1S1588等の汎用ダイオードでもOK!
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ダイオード
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D2
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1N4007
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1
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1A程度の整流ダイオード
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LED
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D1
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1
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お好みで!
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抵抗器
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R17
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470Ω
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1
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R7,
R8, R9, R11
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1kΩ
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4
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R1,
R4, R12, R13
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4.7kΩ
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4
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R2,
R3, R16
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10kΩ
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3
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R5,
R6, R14
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22kΩ
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3
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R15
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100kΩ
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1
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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抵抗器
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R10
|
1MΩ
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1
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1/8W〜1/4Wカーボン抵抗
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コンデンサ
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C3
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100pF
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1
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セラミックコンデンサ
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コンデンサ
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C4,
C7, C9
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0.01uF
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3
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フイルムコンデンサ
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コンデンサ
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C5,
C10
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0.1uF
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2
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フイルムコンデンサ
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コンデンサ
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C6,
C8
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1uF
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2
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アルミ電解コンデンサ
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コンデンサ
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C11
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10uF
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1
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アルミ電解コンデンサ
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コンデンサ
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C1,
C2
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100μF
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2
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アルミ電解コンデンサ
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標準ジャック
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J1
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3極ステレオタイプ
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1
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6.3Φ
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標準ジャック
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J3
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2極モノラルタイプ
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1
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6.3Φ
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DCジャック
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J2
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1
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2.1Φ
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スイッチ
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SW
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DS-008 6P
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1
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フットスイッチ
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電池スナップ
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V1
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OO6Pタイプ
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1
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可変抵抗器
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VR1,VR2
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100KΩ(A)
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2
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LEVEL用,DRIVE用
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可変抵抗器
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VR3
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50kΩ(B)
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1
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TONE用
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つまみ
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2
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お好みで!
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基板
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2.54ピッチのユニバーサル基板をお勧めします。
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ケース
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ノイズ削減と加工性からアルミ製のケースをお勧めいたします。
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