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7月30日
(SAT)
 『こんな朝の光景』

 会社は休みだが、さすがに私はそんな訳にはいかない。
しかし、休日に独りで仕事をするのは、のんびりとじっくり仕事が出来て、何故か清々しい気持がしないでも無い。(当然仕事量は、はかどらないのであるが・・・・)

 朝7時少し前に目覚め、柴犬「シンちゃん」と散歩に出掛ける。
普段なら、駅南の公園周辺のみをのんびりと過ごすのだが、今日は中学校まで往復約3キロ弱?を歩いた。
 帰りに駅前の「希望が岡公園」まで戻り、ベンチに座り一休みタバコを吸っていると、回送列車か?昔の特急「とき」?がホームに入ってきて停車した。

何か時間の調整だろうか、暫くそのまま停車している。
 すると、突然カメラを小脇に抱えた中年カメラマン(実は、私よりも若いのかも?)が慌てて登場し、その列車の写真を暫し撮り始める。すると今度は、数分遅れて東の階段の向こうから、やはり慌てて自転車で乗り付けた若者(30歳前後だから、やはり若中年か?)がバックからカメラらしき物を取り出し、先ほどの中年カメラマンと同じポジションで、しきりにシャッターを押し始める。自転車若中年カメラマンが先頭車両の方へ移動したのを見計らい、その光景に興味を持った私は二人が撮影した場所へ立ってみる。どうやら車輌名の書いてあるプレートらしき周辺を撮影していたようである。

 マジマジと列車全体を至近距離で眺めてみると、私には分からないが見るからに古そうな列車で、あれだけ短時間の内にカメラマンが二人が現れるとは、きっとさぞかし貴重な列車に違いないのである。

 そんな夏の朝の風景を眺めたのだ。


7月26日
(TUE)
 『週末紀行・・・・・旧軽井沢〜浅間高原』

 娘と二人で山へ出掛けるのは1年振りだろうか?それとも2年振りだろうか?・・・何かを見なくては思い出せないのである。

 AM4時30分には起床し、出発する予定だが、起きたら5時20分。早速、駅の向こう側の公園まで「柴犬シンちゃん」を散歩につれて行き、身支度を整えて(と言っても短パンからジーパンに履き替え、洗い晒しの髪の毛にムースを付け、ブラシでとかしただけなのだが)、午前6時少し前には家を出発したのである。
 途中、ガソリンを給油し、ファミリーマートで簡単な朝食を買い、榛名〜倉渕村経由ではなく、18号碓氷経由で午前8時丁度に軽井沢プリンス通りを走ったのである。

 AM8時20分〜旧軽の高級別荘地を抜けて、雲場池で池に浮かぶ鴨等を眺めている。前々から来てみたい場所だったが、初めて訪れた雲場池(うんじょういけ)は、実は雲場池(くもばいけ)であることを知り、あまりにも都市型の公園風なので少々がっかりする。

 AM9時〜旧軽から三笠通りを走り、旧三笠ホテルで開門したばかりの重要文化財を見学している。さほど期待はしていなかったものの、約100年前に建てられ、大隈重信や渋沢榮一も利用したと言う、西洋式ホテルはなかなか興味深いものがあり、デジPhotoを楽しめた。

 AM9時50分〜森のJAZZ喫茶「BIRD」へ行ってみるが、マスターが20分ぐらい出掛けておりコーヒーが入らないと言うので、開店準備が終わらない、くりの木プラザで少々時間を過ごす。本屋で村上春樹の文庫と、娘に「ダビンチコード??」なる本を買い、JAZZ喫茶「BIRD」へ再び戻る。

 AM10時20分〜この日いちばん天気が良くなってきた時間帯で、テラス席(いわゆる外庭というやつ)でアイスコーヒーを飲む。コーヒーを運んできた、とても恥ずかしがり屋の?マスターにいろいろと質問を浴びせてみると、冬場はどこかで聞いた「青春18キップ」なるもので、あちこち旅行をするのが趣味だと、顔を赤らめながら語っていたのが印象的だった。

 AM11時30分〜北軽交差点に、おみやげに、キャベツ・レタスが一袋詰め放題300円というのがあり、チャレンジして合計10個以上は獲得しただろうか。

 PM12時〜少々休憩。仮眠。寒さで目が覚める。

 PM1時〜念願の和食「広瀬」で昼食。薄味の「生姜焼き丼定食」なるものを食べるが、若干期待はずれ。違うメニューの方が良かったか?

 PM3時〜二度上峠を走り帰路へ。

 

7月23日
(SAT)
 『ジャケット買い』

 Amazon.COMで久々にCDを購入した。

 何のCMだろうか?時々流れる、Barry Manilowの「CANT'S SMILE WITHOUT YOU」(涙色の微笑み)での甘ったるいヴォーカルが無性に聞きたくなり、数日前から、アナログLPを引っ張り出し聞いていたのである。

 Barry ManilowがまるでサラリーマンのようなジャケットのBEST盤らしきものを一枚選び、1枚だけではいささか代引き手数料が「もったいない!」ので、もう一枚・・・・・・と選んだのが、昔よくやっていたジャケット買いという買い方で、「KEYSHIA COLE」なる未知の女性ボーカリストのアルバムを一緒に購入してみたのである。
 きっと見知らぬ若い女性ヴォーカリストのアルバムジャケットに一瞬、若き日のキャリン・ホワイトやジョディ・ワトリーが見え隠れしたのかも知れない。
 早速、明日山の中で、イヤ車の中で聞いてみようと思う。

7月11日
(MON)
 『野アザミと風と』

 若干強めだが、爽やかで湿気のまるでない風が湖面を揺らしている。そんな昨日のバラキ湖の静寂が夢か幻のように感じなくもない月曜日である。

 「昆虫は目にピントを合わせるんだよ・・・。」と誰かから聴いたような気がしたので、それはゆらゆらと揺れる野アザミにマクロレンズを装着し、三脚を固定し一向に治まらない風が少しでも治まるのを待ってみる。
 銀塩写真では流石にこうはいかないだろうと思うほど、揺れている野アザミに向かって目くらめっぽうにシャッターを切ってみる。「数の内には一枚くらいピントが合うだろう。」と思いながらプレビュー画面で見てみると、何とか耐えられるピントが数枚あった。
 しかし、肝心な昆虫の目の近くにピントがあったものの、タイミング悪く花びら?の一部に隠されてしまうのである。

7月9日
(SAT)
我が町の近代解散〜その1「滝岡橋」

映画「血と骨」で撮影ロケ地となった滝岡橋へ行ってみた。

 私の家から、車で10分程の距離にあるこの滝岡橋は、子どもの頃にしてはいちばん遠い遊び場であったはずだ。
 普段は、何の感慨もなく通り過ぎるオンボロ橋だが、車から降りてマジマジと眺めてみると、なるほどなるほど大正時代(昭和初期?)の建築とは思えない強固な建築に、レンガ造りの橋脚と石の欄干(らんかん)そして橋のたもとに灯籠などがありして、何ともミスマッチ風な?建築に大正ロマンを感じさせなくもないのである。

7月2日
(SAT)
 「また一人・・・・」

 また一人、私の青春時代を心ときめかせてくれたアーティストが亡くなってしまった。それにしても54歳とは、人並み以上に充実したと思われる人生を送っただろうが、私と7、8歳しか違わないのが、恐ろしくも思えるのである。


 『ルーサー・ヴァンドロス』(Yahooミュージック プロフィールより)
 80年代のソウル/R&B、というよりブラック・コンテンポラリーそのものの第一人者といえば、やはりルーサー・ヴァンドロスの名がその筆頭に挙がるだろう。聴いているだけで心の平安が得られる彼の歌声は、効果てき面の精神安定剤みたいなもの。まるで鼓膜を優しく愛撫するかのように、滑らかで、温かで、甘美で、そしてキメが細かく繊細な彼のヴォーカル・スタイルは、正しく絶品というひと言に尽きる。さらにシンガーの他にも、ソングライターやサウンド・クリエイターなどにおいてそのマルチな才能を発揮しているのだから、まさに怖いものナシの存在だろう。
そんな彼のサウンド陣が想起させるのは、ズバリ“都会の夜”。ゴスペル・ルーツを思わせるコーラス・ワーク、そして洗練美を標榜するアーバンな味わい……。それらが互いに溶け合い、夜のしじまに消えていく澄んだ空気のように、さり気なく、彼が持つ歌声の華を巧みに引き立てる。甘くなりすぎる一歩手前で、時にもどかしくもある“引き”を心得た狂おしいまでのバラーズも素晴らしいが、グルーヴィな華々しいミッド〜アップ・ナンバーも、これまたすこぶる魅力的だ。
さて、今夜はルーサー・ヴァンドロスを聴きながら床に就くとしよう。


 しかし、実に歌はうまかったよなぁ。

6月30日
(THU)
 『お疲れサン』
 どうやら本当にお疲れのようである。

 昨日の(下の)文章を見た友人が励ましのメール?を送ってくれたので、改めて自身の文章を読み返してみる。
 「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 無性に昨日の自分を抹殺したくなった。確かに今日は6月30日だよな・・。

6月29日
(WED)

 確かに、明日が6月の最終日30日である。
今年も既に1年の半分の時が過ぎ去り、自分は果たして何をしてきたのかと改めて思い出してみる。
 「仕事・しごと・仕事、追われる仕事・・売り上げ(利益)に貢献しない仕事。時々家の掃除と息抜きの買い物・・。」
「柴犬シンちゃんの遊び相手と散歩・・・・・」「伊香保・伊香保」そして、寝不足・・・・・。本の一冊くらい読んだっけ?映画の一本でも・・・・・・?
 他に何か・・・・・・?

6月22日
(WED)
 『伊香保の朝』

 つくづく俺はついていない。
どうにかこうにか仕事の段取りを付けて、伊香保にやって来てみたものの、例会と宴会が無事終わり部屋に戻ると、名前は言えぬが相部屋のおやじのイビキと、寝ながらの放屁の連続に悩まされ続け眠りについたのは、寝る体勢に入ってから3時間後の午前2時過ぎだったか?
 何度となくそのおやじの顔面に蹴りを入れてやろうかと思った事だろうか。
 俺は午前4時に起床し、伊香保の石段街を1時間程散策し、午前6時には会社へ戻り仕事を始めなければならないのだ。

 結局午前4時10分過ぎに2時間弱の睡眠時間で起床し、石段街へ向かってみると、今度は生憎のどしゃ降り雨・・・・・・・・。
 しょうがなし伊香保のコンビニでコーヒーを買い帰宅する事に、お陰様で午前5時30分事務所の鍵を開けられる事が出来たのではあるが・・・・・・・

 まぁ、毎日毎日そんなに良いことはないが、悪いことばかりでもないよなぁ。

可愛らしい「柴犬シンちゃん」の前足。

6月17日
(FRI)
 『表紙の写真』

 HPの表紙を飾る北軽井沢のひまわりが、季節を先取りして?妙に雰囲気が出てきた。確か昨年の8月に撮影し、夏が終わって肌寒くなった頃にUPした憶えがある。
 何と一年近く表紙を飾っており、何とか一年を過ぎないように違う写真に更新したいものである。
 今だったら、間違いなく柴犬「シンちゃん」の成長期になりそうな予感はするのだが・・・・・。


6月12日
(SUN)
 『柴犬「シンちゃん」DAY』

 午前2時30分頃には帰宅したのだろうか?

そしてゆっくりと起き出した日曜日・・・・、チーズトースト2枚とベーコンエッグ、トマトサラダにアイスカフェオレで朝食を済ませ、開店したばかりのホームセンター(コメリ)へ向かう。

 開店待ち早々、買い物の目的は、柴犬「しんちゃん」の木造犬小屋のペンキを塗る為の、塗料を調達するためである。あれこれ迷いながらも、昨夜友人から薦められたウッドデッキ用の塗料を購入する。
 本当はこれだけ買えば用事は済んだ筈なのだが、最近の私は必ずペット用品売場へと足が向いてしまう。
 いろいろと眺めていると昨今のペットブームと言うか、ペット用品の充実さには驚かされるばかりである。売り場の狭いコメリでさえ、シャンプー&リンスの銘柄は10種類程揃えてあり、ブラッシング用のくしでさえ人並、イヤそれ以上揃えられている。私は自分自身の髪をとかすブラシよりもはるかに高額(1050円)の、犬の肌に優しいと言うブラシと、ドギーマンの火を使わない蚊取り線香、柴犬「しんちゃん」がオシツコをした後にかける消臭スプレー等を購入し帰宅するのである。

 3時間ほどかけて、犬小屋のペンキを入念に塗り直し、犬小屋の周りを清掃し、物置の整理(シンちゃん用品の)などをして、午後4時から今度は、動物病院へ定期検診と、予防接種に出掛ける。そのついでに人間の家族の分の買い物をし、帰宅すると、ほぼ夕闇は迫った。

 柴犬「シンちゃん」に費やした時間、約5時間。柴犬「シンちゃん」使ったお金、病院の診察費を含めて15,000円ほど・・・・・・・・・・か?。

 何と言うべきか・・・・、
ペットと同居し、そして好かれる為には、当然ながら時間とお金がかかるのである。

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6月9日
(THU)
 『総会〜そーかい。』

 日曜日〜月曜日と私の属するH人会の総会で伊香保へ行ってきた。そして昨日水曜日は、それのまた熊谷青年部会の総会で、午後3時から7時まで、4時間もの間サンルートにて束縛されていたのである。

 流れとしてはこんな風だ。

 午後3時〜理事会(ごく少人数、しかも最前列で居眠りも出来ない。)

 午後3時30分〜通常総会(今度は主催者側の席に移り、先ほどの理事会で審議した内容の資料を、ボーっと眺めたり、手帳で別の用件などを確認する。時たま「異議な〜し」の声がかかると会場に合わせ拍手をもおくる。取りあえず居眠りは出きない。)

 午後4時30分〜講演(変わった喋り方の税務署副署長の目の前に着席したため、話よりも仕草ばかりを観察してみる。恐らくエリートとも言える元査察官出身の副署長の、興味深い仕草と話のとりとめの無さが、お笑いタレントのつまらないジョークみたいで、逆に異様に可笑しかったのである。)

 午後5時30分〜懇親会(何故か私が司会者にあたり、私にとって今日一番の仕事であったのだろう。数日前に事務局から郵便で送られてきた次第と、台本?シナリオ?に私なりのアレンジとアドリブを交え、無難にセレモニー〜乾杯〜歓談へと持ち込んで、ビールを普段より余計に戴いたのである。)

 しかしこの手の司会者の役割は、下手な挨拶と違いまるで緊張感が沸いてこなくなったものだ。(不慣れではございますので皆様の御協力を宜しくお願い申し上げます。)みたいなことを言ったりして・・・・・・・・。


見にくいでしょうが、伊香保の猫

良い写真を撮りたければ、もっと被写体に近づくべきである。!!

2005年
6月6日(MON)
 『ていたらく 3 【体たらく/体】』

〔「体(てい)たり」のク語法。そのような体であること、の意〕ようす。ありさま。
 現代では、好ましくない状態やほめられない状態についていう。


 前回のページ更新日が正月開けで、今日が初夏6月6日。その間、何と5ヶ月余り・・・・。嗚呼、何と体たらくな事であろう。
 そして、そんな事だけではない。私の周りの様々な物事を、大して進展させぬままに(先延ばしにして)、半年を過ごそうとしているのである。



 『今日の伊香保温泉(石段街)』

 一生のうちに、何度この町で目を覚ます事であろうか。
一年間に、平均3回訪れる計算とする。 30歳〜現在までの16年間をかけると、合計48回。
 仮にこんな状況が60歳まで続いたと仮定すると、トータルで100回近くも、このひなびた温泉町で一夜を過ごし、朝を迎える計算となるのである。
 一泊の宿泊で、何やかんや平均二万円の浪費(消費)をしたとする。何と、総額では、私一個人だけでも、に・・・・ひゃく万円もの大枚をこの町に落とす計算になるのも事実だろう。
 そして、今日から15日目の朝にも、同じ石段坂の光景を眺められるのだろうか? まぁそれはそれとして、幸せなひとときなのかも知れないのである。


 しかし、この町は何てモノクロームな色が映えるのだろう?
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